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隊長ブログ

たった一人の社会正義

4月10日田中龍作ジャーナル =全文=

「本件は首相案件」 安倍総理の虚偽答弁明らかに

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「文書のない行政はないんだよ。早く出して下さい」。森ゆうこ議員(自由)は机を叩いて官僚に迫った。今治市職員の官邸訪問を昨年6月、国会で爆弾質問した。=10日、野党合同ヒアリング 衆院第16控室 撮影:筆者=

 加計学園獣医学部の誘致をめぐって2015年4月2日、今治市職員、愛媛県職員、学園幹部が首相官邸を訪問し、柳瀬首相秘書官と面会していた。柳瀬秘書官は「本件は首相案件」としたうえで、国家戦略特区を勧めるなどした・・・

 面会に出席した愛媛県職員が作成した文書の存在を朝日新聞(10日付)が報じた。

 報道が正しければ、「獣医学部の申請を知ったのは(2017年)1月20日」とする安倍首相の答弁(衆院予算委・2017年7月24日)は、虚偽であったことになる。

 首相秘書官が首相の指図もなしに「首相案件」などと言うことはないからだ。

 安倍首相に「国家戦略特区を使うよう」勧めたりすることもない。国家戦略特区会議の議長は安倍首相だからだ。
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2015年4月、官邸で柳瀬首相秘書官と面会した今治市企画課の秋山直人課長(右)。加計疑惑今治ルートの実情を最も良く知る人物だ。=昨年4月、今治市 撮影:筆者=

 文書の存在について愛媛県の中村時広知事が、きょう夕方、記者会見を開いた。中村知事は官邸での面会に出席した職員から直に事情を聴いたという。知事によれば―

・書類は職員が備忘録として書き留めたメモである。

・職員は『メモの内容は(朝日新聞の記事に)出てくる範囲で間違いない』と答えた。

 そのうえで知事は「正直に国の方で丁寧に説明して頂きたい」と官邸に注文をつけた。

 野党5党(立民、民進、希望、社民、共産)はきょう合同で2度にわたって、内閣府、文科省、農水相からヒアリングした。各府省とも「確認中」とかわした。

 文書(メモ)は愛媛県から、内閣府、文科省、農水省に送られている。作成した愛媛県が文書の存在を認め、朝日新聞の報道は間違いないとしたのである。各府省は野党議員が要求する文書提出を拒んだ。

 追い詰められた安倍首相だが、今度は自らの秘書官に責任をすべておっ被せようというのだろうか。

「正直に国の方で丁寧に説明して頂きたい」
愛媛県知事は観念した様子です。今治市長は多分観念しないでしょう。
観念したくてももう裏がドロドロで無理なのでしょうね。


森友疑惑。
一年以上前、大阪の豊中市議の木村氏が「変だなあ」と思い、近畿理財局などへ問い合わせたのがきっかけ。そのとき理財局は「のり弁」の書類を見せた。
あまりの対応に木村市議はTVメデイアへことの真相を報道してくれとあらゆるメデイアへ連絡した。しかし、取り上げてくれたメデイアは一つもなかった。
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そこで木村市議は開示の中身が不誠実だとして訴えた。そして記者会見を開く。このときようやくメデイアが取り上げた。「あれだけ記事にしてくれと頼んだのに、今更かよ」というのが木村市議の感想。そして、どういうことならメデイアが取り上げるのかを知った。
つまりネタ情報段階では駄目で、訴訟を起こし記者会見までやると取材にくるのだ。
大手の記者たちは本来はその情報をもとに現地取材・調査を始めるべきだ。なんのために全国に支社があると思っているのだろう。
そしてその調査に確信がもてたら記事にするのがジャーナリストだ。
それをせず、個人が調べた情報におんぶにだっこの報道姿勢。美味しいところだけを持ってゆく。
そして、その後はアベ忖度。
風向きが変わってくると忖度していたことも忘れて、政権批判。主体性のかけらもない。

豊中市の木村市議は自分の住む町のことに疑問を感じ、おかしいことはおかしいと言っただけ。
この社会正義感が今一番必要なのに、失われつつある。
諸外国は最初は呆れていたが、今は興味の対象が、アベさんを辞任に追い込もうと立ち上がらない、日本人の行動、社会正義について本気で心配している。





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# by 2006taicho | 2018-04-11 03:45 | 知っておきたいこと | Comments(2)

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# by 2006taicho | 2018-04-10 02:23 | 知っておきたいこと | Comments(0)

過労死無視

4月10日田中龍作ジャーナル =全文=

「過労死公表してもいい」遺族の意志 閣議決定までひた隠しにした厚労省 


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土屋喜久・大臣官房審議官。FAXの送り主が遺族であることを認めた。野党議員が「では野村不動産で過労死があったことを認めるのか?」と聞くと、それは認めなかった。=9日夕、野党合同ヒアリング 衆院第16控室 撮影:筆者=

 裁量労働制の違法適用で野村不動産の社員が過労自殺した問題―

 厚労省に「過労死を公表しても構わない」という内容のFAXを送り付けてきたのは、遺族であることを同省が確認した。

 9日夕の野党合同ヒアリングで土屋喜久・大臣官房審議官が認めた。加藤大臣や厚労省事務方はこれまで、FAXだけでは本人であることが確認できない、と答弁していた。

 過労死社員の遺族であるこということを認めると、野村不動産で過労死があったことになるからだ。

 FAXが届いたのは5日。翌6日には「働き方改革」一括法案の国会提出が閣議決定されることになっていた。閣議決定にも影響を及ぼしかねないため、FAXの送り主が遺族であるということを確認したくなかったものとみられる。

 朝日新聞(3月4日付)によると社員が自殺したのは2016年9月。翌2017年春、遺族が労災申請した。

 財界の意向を汲んで裁量労働制の拡大を図りたい安倍政権にとって、野村不動産での過労自死はあってはならないことだった。

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勝田局長から加藤大臣への報告書類。過労死に関する部分は黒塗りだ。書類を手にしているのは、福島みずほ議員(社民)。=2日、撮影:筆者=

 都合の悪いことは何でも改ざんするのが、この政権の特徴だ。

 社員の過労死が認定される前日の昨年12月25日、東京労働局の勝田智明局長は野村不動産の宮嶋誠一社長を呼びつけて特別指導する。

 勝田局長は翌26日に記者会見をしたが、過労死については伏せたままだった。「特別指導をしたぞ」と誇らしげに語っただけだ。

 勝田局長は同日、加藤厚労相に特別指導の中味について報告に行った。「野村不動産で過労自殺があった」と。

 厚労省は当然、官邸にも情報を上げている。安倍首相の耳に入っている可能性は十分にある。

 政府は裁量労働制のもとで過労死があったことを知りながら法案を出そうとしたのである。人間の所業ではない。

 野党の追及や朝日新聞のスクープがなければ、過労死は闇に葬られていた。

経団連の希望を通し、人の死さえ無視して、やりたい放題のアベ政権。
その下僕となって国民を騙す高学歴なお役人。
お役人たちは立身出世のためなら、アベさんの靴も舐めるのだろう。
共通しているのは安定した、人より豊かな生活。
この顔を世間では「都合が悪い時の男の表情」と言う。





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# by 2006taicho | 2018-04-10 01:51 | 知っておきたいこと | Comments(0)

原子力村の人たちの考え

東京新聞の記事から、読みやすく書いてみました。

「東電 他社原発を支援」

東海第二原発再稼働を目指す日本原子力発電(原電)。
5日 原子力規制委員会の会合で、1,740億円を東電と東北電力から資金援助を受けると報告。

東電が他社の資金援助?なにを考えているんだ東電は。

だって、東電は利用者の電気代、国からの支援がなければ、福島の廃炉や賠償費用を賄えない立場。
他社を援助している場合か。
東電は福島原発の処理費用が21兆5,000億円と見積もり、その費用の一部は消費者と国に面倒みてもらう立場。

さて 日本原子力発電(原電)は現在どういう状況かと言うと、原電は四基の原発があるが、東海と敦賀一号機は廃炉準備中、敦賀の二号機は直下に活断層があるといわれ、規制委員会が活断層と判断すれば廃炉になる。
残るは東海第二原発だけとなり、これが廃炉になれば経営破綻となる。
だから必死なわけだ。
そして東電が自分の立場を顧みず支援するのは、原電の筆頭株主だからだ。
原電に破綻されたら所有する株券が紙くずになるからだ。

仮に規制委員会が再稼働を認可しても周辺自治体の同意が必要。
一つでも自治体が反対すれば再稼働は出来ない。
今の日本は電力不足でも何でもない。
自治体が反対する可能性は十分考えられる。

国民に自分たちの会社の資金をだしてもらっている立場で、同業他社に金を融通する。
どういう了見だ、ということを言いたい。
こういうのを原子力ムラの人たちという。




もうひとつこちらは翌6日の記事

「浪江の賠償増額 決裂」

福島原発の事故を受け、浪江町の住民約1万5千人が申し立てた裁判外解決手続き。(ADR)

ADR(裁判外紛争解決手続き)とは
訴訟を起こさず、損害賠償請求できる。仲介委員が双方の主張を聞いて和解案を提示。手続きが簡便で解決までの時間が短いのが特徴。

国の原子力損害賠償紛争解決センターは、和解の仲介手続きを打ち切った。
仲介センターが示した慰謝料、現状一人十万円に5万円の上乗せをする和解案を東電が拒否した。
和解交渉は四年間も続き、東電はすべて拒否してきた。
今後は住民は個人でADRの申立をするか、個人で訴訟を起こすしかない。
住民は「東電には加害者であるという意識がない、あるのは企業利益だけ」
仲介した担当者は「あきれた対応」と語っていた。
交渉をはじめて4年以上が経過、その間に800人以上の住民が亡くなっている。

国民の税金と東電しか選べない契約で電気代を支払っている消費者。
別々のようだが、実は同一人物だ。
納税者であり東電の顧客・消費者だ。
その両方から援助してもらいながら存続している会社のやることがこれだ。
事故の責任を誰もとらず、当時の幹部たちは天下りしている。
不満はあるけど声を挙げない国民がそれを支えているのだ。
声を挙げればあっという間に改革できるというのに。
「騒いでいる人たち」におんぶにだっこ精神の悲しさ。
根っこは、自民党&アベさん支持者と変わらない。
よらば大樹の影 精神。

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# by 2006taicho | 2018-04-10 01:11 | 知っておきたいこと | Comments(0)

西野 亮廣は興味深い


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村田沙耶香 文藝春秋 2016年

現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。

内容(「BOOK」データベースより)
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。
第155回芥川賞受賞。

う~んという感じの読後感。
正社員としての就職はせず、30代なかばになってもコンビのアルバイト店員を続ける。恋愛経験はゼロ。
コンビニ店の中では頼りになるベテランとして自分の存在感を確認する。
コンビニで働くことが生きがいになってくる主人公。読者としては、小説の主人公に対して、どこか共感が持てる描写があればいいのだろうけど、それは最後まで持てなかった。それがきっといい読後感にならなかった原因だと思った。





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西野 亮廣 幻冬舎 2017年
内容紹介
クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』を作り、30万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る、"現代のお金の作り方と使い方"と最強の広告戦略、そして、これからの時代の働き方。

こちらは面白い。現代という現実をしっかり捉えてそれを広告戦略としてどうやればいいのかを実例を示して披瀝している。
作者はお笑いコンビ「キングコング」として活動しながら絵本を出版し、大ベストセラー作家に。絵本業界では5,000部以上売れるとヒット作になるが、彼の出したオリジナル作品は30万部を越える。以降、彼の出した本はすべてベストセラーに。
一例を挙げると
最初に出した絵本は資金をクラウドファンデイングで呼びかけ一億円を集めてしまう。それが話題になる。メデイアが取り上げてくれる。それだけでもう広告宣伝になっている。そして彼は出版社から自分の本を一万部買い取る。理由は出版社がこの本が売れるかどうか懐疑的だからだ。つまり採算を心配しているからだ。なので自分が定価で買い取るという手段に出た。そして自分自身でも本を売ることにする。読者からの注文がくれば自分が発送する。出版社は注文が来ると本屋に発送するだけだからだ。西野氏は結局引きとった一万部すべて発送した。つまり自己負担はゼロになった。

次の手は、絵本をすべてネットで無料公開してしまった。
これには出版社やクリエーター連中からの非難がすごかったらしい。無料で公開なんてあり得ないと。しかし彼には自信があった。
結果、本はされに爆発的に売れた。
「映画でもコンサートでも観てよかった、聞きに行ってよかったとか、そういう気持ちになりたい。だから出かける。でかけてみてガッカリしたくない。だからがっかりしないもの、間違いないものを求める。みんな確認したいんです。ネット公開してそれを読む、そして間違いないと思った人が買ってくれる。ストーリーはもうわかっているのにです。実際に手に取り、子供に読んであげる、そのために買うんです。ネットの画面では読み聞かせは出来ないからです。」
そしてこんどはその手法が評判になる。自分がTVや雑誌などに出演しないくてもいろんなところで勝手にニュースにしてくれる。そのたびに本のタイトルを連呼してくれる。
どうだろうか。

「みんな確認したいんです、折角お金を出して手に入れるんですから、そのための情報をメデイアや口コミで知りたいんです、よしこれは間違いないだろうと」「しかも費用はゼロ」
こういう広告戦略。
これは本の中のほんの一例。
それ以外にもいろんな実際例が書かれていて興味深い。

実に今の時代を読んでいる。
子供向けの絵本業界は今までなにをやっていたんだろうという。
そしてこの手法は、結果、本物だけが生き残って行くことになるという。
人気スポット、おいしいと噂の食べ物、使い勝手のいい日用品、なんでも対象になる。
ニセモノは淘汰され消えてゆく。





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# by 2006taicho | 2018-04-07 12:23 | 最近読んだ本 | Comments(0)

おかしいことはおかしいと言う