2017年 04月 26日
イカとウグイス
この景色をみて一句、という番組がある。

夏井いつき先生は面白い。
苦労もしているみたいで、その苦労の内容、姿勢がいい感じ。
この風景だとどんな一句ができるだろうか。

気まぐれなもので、また釣りをはじめました。
狙いはイカ。
この時期はヤリイカが来るはず。
でも釣れない。
3時間で2ハイ釣れればいいほう。
原因は海水温が低いこと。
20度以上になるといい状態。
ゴールデンウイーク明けくらいからはアカイカが来るはず。
イカに限らず、イサキもアジも駄目。
観光地としては釣り人に気の毒な気分。
どうなることやら。



今年は里芋にビニールシートをかける。
こうすると保温効果があり、成長を促す。
それと雑草の勢いを弱めることができる。

スイカはいつもどおりのやり方。
こっちにもやればよかったかもしれないけど、里芋の収穫は年末だから里芋くん優先。

予報通り雨が。
でもまあ予定通りに作業は進んだ。
午後から3時間、結構はかどった。

桜が終わるとこの花が庭を彩ってくれる。
それにしても今年はウグイスの声が聴こえない。
ある意味、北朝鮮より怖い実態。
2017年 04月 19日
水道民営化法案
今の国会で審議されているが、国民の殆どは知らない。
言い出しっぺは麻生財務大臣です。
メデイアは法案が成立するまで報道しないと思います。
この記事は是非読んで貰いたい。
水道事業は利益を考えてはいけないと私は強く思います。
命の水はその国の人達が守り運営すべきだと。
4/18Yahooニュース(全文)
「水道民営化」が今国会でコッソリ通過!? 料金値上げ、サービス低下につながる
安心で安価な水が24時間いつでも供給されることが当たり前――そんな日本の水道事業が、現在国会でコッソリと審議されている「水道法改正」法案で大きく変わる可能性があるという。
上下水道事業などで働く労働者の組合「全日本水道労働組合」の辻谷貴文・書記次長は「水道法改正そのものを一概に全否定するわけではありませんが、大きな問題があります」と語る。
◆「利益を出すこと」が目的の民間企業は、水道事業にはなじまない
「水道施設の老朽化や人材不足、災害時の対応など、水道事業の基盤強化は今回の水道法改正案の要であり、私たち現場の者も求めてきたことです。
それ自体は良いことだと思いますが、改正案にある“官民連携の推進”については懸念しています。
水道施設の運営権を民間企業に与えるという『コンセッション方式』が推進されるのですが、これは安価で安全な水を1秒たりとも絶やすことのないようにするという、日本の水道事業が担ってきた責任を損なうものになりかねません」(辻谷氏)
「コンセッション方式」とは、事業の運営権を民間企業に売り、その企業が事業を実施、水道料金を収入として企業が得るというもの。
辻谷氏は「利益を出すことが最大の目的である民間企業は、水道事業とはなじまない」と言う。
「水道料金は、事業に経費がかかっても極力安くしないとなりませんし、人口減少で収益も下がり、多くの地域では赤字の事業です。
そうなると、水道料金を値上げするか、水道管の維持・メンテナンスなどの必要経費も削ることになる。
海外の事例では水道事業を任された民間企業が多額の経費を自治体に請求してきたという事例もあります。
公営の水道事業から民営化して、成功したところはほとんどありません。
フランスのパリ市のように、民営化したが再び公営化するという事例が相次いでいます」(辻谷氏)
◆民営化で失敗→再公営化という世界的な流れ
「トランスナショナル・インスティテュート」というNGOの調査によると、2002~2014年の間に、上下水道事業を再公営化した自治体は増え続けていて、世界で180もあるという。
「『成功事例』とされているイギリスのイングランドでの民営化も、サービス低下や漏水率の上昇、汚職の頻発など問題だらけで、世論調査では住民の70%が再公営化を望んでいる状況です。
こうした例を見ても、コンセッション方式が失敗することは明らかだといえるでしょう」(同)
例えば、大阪市では耐用年数を超えた配管が5割を超える状況だという。
他の自治体も耐震用の配管に変える必要がある。
「生活や命にかかわることなのに、国の政策の中で水道事業の優先順位は低い。今回の水道法改正を機に、多くの人々に日本の水道のあり方について考えていただければ……と思っています」(辻谷氏)
この「水道民営化」のほか、今国会では日本の食料自給に大きく関わる「種子法の廃止」や、原発の安全性や国民の被曝限度に関わる「原子力関連3法案の改正」など、大事な法案が目白押し。
『週刊SPA!』4月18日発売号掲載の特集「森友国会の裏で進む[6つの重要法案]」では、森友学園問題の陰でほとんど報道されてこなかった、今国会の重要法案の中身についてリポートした。
⇒【写真】民営化に積極的に進めようとする大阪市の柴島浄水場
取材・文/志葉 玲
2017年 04月 18日
「1秒24コマの美 黒澤明・小津安二郎・溝口健二」

「1秒24コマの美 黒澤明・小津安二郎・溝口健二」
古賀 重樹 (著) 単行本 – 2010/11/30
Amazon中古1,874円
1秒間に24コマ撮るフイルムを連続して写すのが映画。
この本で知ったことは三人共、絵画に造詣があったこと。
三人共東京の下町で生まれ育ったこと。
溝口健二はヨーロッパでは黒澤より人気があり、当時のヌーベルバーグ(1960年代)の監督たちに多大な影響を与えている。
黒澤明にいたっては18歳のときに二科展に入選している。
黒澤明が雨と風にこだわったのはそんな理由があったのかと思う。
映画「生きる」で主演の志村喬に傘を差し出す役の菅井きんは
「もう大雨の中で、寒くて演技どころじゃなかった」
それが自然な演技につながったという。


上からの雨もそうだが、地面から跳ね返る雨粒が豪雨を表現している。
小津安二郎監督 「秋日和」の1シーン

原節子の後ろにある絵は梅原龍三郎の本物の絵。
これ以外にも、東山魁夷など巨匠たちの本物の絵が出て来る。
小津は、姿勢や所作にうるさく、「あと何ミリ前に」とか、「盃を口に持ってゆくのではなく、口を盃に近づけて」「そのほうが酒飲みに見える」という演出をしたという。

「東京物語」の冒頭のシーン。
子どもたちに会いに夫婦二人で東京へゆく準備をしている。
ラストシーンでもまったく同じ構図で写すが、亡くなってしまった妻の姿はない。
空間だけがある。
夫は寂しいとも言わないし、特に表情はないが、一人きりになった夫(笠智衆)の寂しさがひしひしと伝わってくる。
溝口健二監督は生涯、女性だけを撮り続けた監督。
シーンの長回しが特徴。
「元禄忠臣蔵」 松の廊下の有名なシーン。

このセットは360度どこからも撮影できるセットでサイズは原寸大。
美術担当者は、国会議事堂を設計した学者が松の廊下の設計図を持っていることを知り、それをもとに復元したという。
2017年 04月 13日
映画術

「映画術 その演出はなぜ心をつかむのか」 単行本 – 2014/1/22
塩田明彦 (著) Amazon中古2,096円
映画美学校というのがあるらしい。
そこで、この塩田氏が俳優志望の生徒たちに7回にわけて講義したのもの。
映画におけるもっとも重要なエモーションとは、映画を観ている観客の心の中に生じるエモーションに他ならない、(略)つまり観客は映画を観ながら「演技」を鑑賞したいんじゃなくて、エモーションを感じたいんです。俳優が演技をしていることすら忘れて、映画や登場人物に没頭したいんです。観客をそこまでもっていけたときに、俳優は初めて優れた「被写体」になるんです。だから単に演じることの上をいくことなんですね、被写体になるっていうことは。(ジョルジュ・フランジュ「顔のない眼」)
「他者」から見られている自分を意識しているか否か、人物と人物の関係性を意識しているか否かにあります。単に俳優として共演者の演技を受けるだけでなくて、ひとりの人間として他人をどう意識しているのか、という問題です。(ガス・ヴァン・サントの「サイコ」における俳優の演技とヒッチコックの「サイコ」におけるアンソニー・パーキンスとジャネット・リ―の演技の違い)
(今の「喜劇役者」が)いまひとつピンとこないのは、たぶん、その人たちが「おかしい」ことをやろうとしているからなんですね。でも寅さんは別に、おかしいことをやろうとしているわけではないですよね、多少やるけれども、基本的には「ずれている」ことが大事で、常に他の人とは違うエモーションで生きている。そのことを人生のスタイルにしている、ということが大事なんであって、その場で感じたことを人より大仰にリアクションすることが喜劇俳優の役割ではないんです。(森崎東「男はつらいよ フーテンの寅」)
内から溢れ出てくるものと、ひたすら外から見つめることによって蓄積してきたもの―内側から生れ出ものと、外側からの蓄積によって見えてきたものがスパークした地点に立ち上がってきているもの、それを僕は「魂」と呼んでいるんです。(ジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」)
寅さんの映画は涙あり笑いありで綴られてゆくけど、観客はそれである意味ホット安心するのがパターンだ。
ヒロインは結構深刻な問題を抱えたりしていて、それを寅さんが気にするなとばかりに軽い気持ちにさせてくれている。
寅さんがスクリーンに現れると、観客はヒロインの深刻な問題を軽くさせてくれることをどこかで期待する。
そしてその通り寅さんは、自分のヒロインへの思いを隠して見事に解決してくれる。
そんなストーリーを追っているあいだ、観客は寅さんや他の役者の演技などにはほとんど気にかけない。
役者はみんな本当は「演技をしている」のに、その場に定着して違和感がない。
役者はまばたきをしないでセリフを言うのが基本だと思います。
まばたきをするのも演技のうちという技術は最低限のもの。
それくらいわれわれは日常でまばたきをしている。
目はだから大事なんですね。
日本映画はTVも映画も?です。
主演は今一番人気のある十代や二十代の若い男女。
どうして、三十代とか四十代の俳優を使わないのか。
経験のない若者が主役だから映画が薄っぺらなものになっている。
映画やドラマが幼児化している。
それと演出でいうとカット割りが日本は少ない。
会話のシーンなんかでいつも思う。
喋っているシーンではきちんと役者の上半身を写してほしい。
なんでもないシーンなのに俳優の顔のアップが多いいのも不思議。
重要な場面になると、役者の顔をアップにして、長写しするのもやめてほしい。
観客はそんな写し方をしなくても、それくらいは読み取るよと言いたい。
とにかく説明的すぎる。
韓国映画のほうがよっぽど先を行っている気がする。
2017年 04月 12日
じっちゃんの還暦祝い







還暦祝いのプレゼントはLLBEANでまとめました。
今回は奥さんへもプレゼントしました。
じっちゃんも自分へのプレゼントより喜んでもらえたようです。
元同僚の伊藤ちゃんも仕事を終えて駆けつけてくれました。
なによりのサプライズは「平川さん」でした。
幹事役の大串くん、樹里ちゃんありがとうございました。
出席していただいた皆さんありがとうございました。
(写真クリックで拡大します・・・多分)
2017年 04月 06日
加川良が亡くなった
享年69歳。
高田渡のときもそうだったが、やはり寂しい。
二十歳の頃、日比谷野外音楽堂でよく聞いた。
「木枯らしエレジー」を彼が唄い出すとみんな圧倒され、日常の自分に向き合った。
そんな唄だった。
「教訓」、「戦争しましょう」、「伝道」など、当時の時代を反映していた。
ファン歴40年以上、今日もどっかのライブハウスで唄っているんだろうなあと思っていた。
いつか機会があったら東京のライブハウスでまた唄を聞きたいと思っていた。
商業主義には決して走らない生き方だった。
彼のアルバムはほとんど持っている。


「下宿屋」1972年 この唄はギターで弾けるようになった。
あの頃の自分を投影していた。

俳優の大杉漣氏も加川良のファンでこの「下宿屋」を弾いていた。

2017年 04月 06日
還暦祝いのお知らせ
よろしくお願いします。
個室居酒屋 九右衛門~くえもん~
池袋本店 池袋東口個室居酒屋
地図左の+アイコン-アイコンで拡大縮小できます。
東京都豊島区東池袋1-4-2 三経33ビル6F
050-3490-3026
https://r.gnavi.co.jp/g725401/map/
2017年 04月 06日
畑の土つくり

今年最初の畑の除草作業。

なんとキジがいました。
それもつがいで。
そーと近づいてカメラを取り出しカシャっと一枚。
アップにした写真も撮りましたが、これは失敗したのでネットから写真を拝借したのがこれ。

左側の色のついているほうがオスで、茶色に斑点があるのはメス。
キジの餌は、自然界では草や木の実、昆虫、ネズミ、ヘビ、トカゲを食べるそうです。
島ではこの時期結構道端で見かけます。

タネを撒いたり、苗を植えるには、約2週間前に畑の土つくりをするといいそうです。

こんな肥料を使います。
牛糞はまさ兄いの畑から本物の牛糞をもらってきます。
「もらっておいたよ」
「おうよ」
で済みます。