例えば貧困率などの質問をすると知識人というか文化人というか、そういう人のほうが間違った答えをする。
それは、富裕層と貧困層という発想しかしない習慣が身についてしまっていて、現実よりも悲観的な判断をするからだという。
社会意識の強い人はつい世の中を危機意識でみてしまう傾向にあるという。
ノーベル賞受賞者でも正解率は非常に低いそうだ。
人間は敵対意識があって、敵か味方か、戦争か平和か、攻撃か防御か、右か左か、賛成か反対か、など二極化して考えてしまう傾向がある。
しかし世の中は常にそうではなく、中間も存在するし、しかもその中間のほうが数的には圧倒的に多い場合がある。
だから先入観を持たず、データなどはきちんと読むべきだという。
なぜ人間はそういう二極化に惑わされるのかを解説。
人間は面倒くさい。一応、勉強になった。
by 2006taicho
| 2019-01-20 23:31
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