カーリングが好きで男女の試合を観ている。
カーリングの石は漬物石でもいいだろうというわけにはやっぱりいかない。
なんと重さ20kgで一個10万円。(詳細はこちら)
この競技の特殊性が面白い。
クラブチームがそのまま代表になるというのは、あまり例がないのではないだろうか。
サッカーや野球をはじめ代表は各チームから選ばれチームを編成するのに、カーリングはそういう寄せ集めをしない。あくまで普段やっているメンバーがそのまま代表になる。「気ごころ」が重要なのだろう。
選手の会話が聞けるというのも珍しい。
今度はどういうふうに攻めようかという「作戦会議を聞くことができる。」
サッカーでは監督がどなったりしているけど、それはあくまで大まかな指示であり、ピッチ上の選手の声を聴くことはできない。
他の競技ではどんなふうに攻めるかはあくまでも秘密だ。
選手の訛りまでわかってしまう競技は珍しい。
審判が見当たらない。これも特殊だろう。
公式審判はいるんだろうけど、試合はあくまで選手たちだけで進んでゆく。
他の競技のように笛を吹かれたり、タイムをとったりして試合が中断することはまずない。サッカーや野球などは何回試合が中断するだろう、というくらい多い。それくらい反則がない競技なんだろう。
サッカーは「反則が前提の競技」の代表だろう。しかも審判に文句を言う。
実況アナウンサーが解説者にこれくらい質問する競技も珍しいだろう。
「さて次はどうしますか」アナウンサーにとってこのセリフは必須だ。
経験者でなければ作戦がわからないからだけど、解説者なしでは成り立たない競技だ。
先攻・後攻が代わるルール。得点すると次は不利な先攻になる。
得点は両者に入ることはない。必ずどちらかにだけの得点になる。
まあなによりじっくり観ることができるのがいい。
アイスホッケーの試合には参った。
黒いパックの行方を追えなかったから、なにがなんだかわからなかった。
by 2006taicho
| 2018-02-17 16:03
| sports
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