昨日の夜「NPO法人 住みよい大島を創る会」主催の公開講座に行ってきました。
28日の1回目に続いて昨日2回目が開催されました。
内容は、「島の財政について」です。
島の広報誌には毎年決算状況などの記事が載ります。
でもそれをきちんと理解するなんてちょっと難しくて・・・・・・というのが実情だと思います。
それなら町役場の人に直接解説してもらおう、という企画です。
1回目は財政についての基礎講座、おおまかな説明を聞きました。
昨日はもう少し突っ込んだ質問、疑問に対して役場の人に説明してもらいました。
実は町役場の人への島民の評判はあまりよくありません。
そこで「創る会」がその橋渡し役になってすこしずつでも改善しようということでこういう講座を
開催したというわけです。
まあ相互理解ということですね。
事前準備として役場側とも何度か打ち合わせを重ねました。
役場側としては仕事が増えて、しかも財政というやっかいな内容なので最初は
あまり積極的ではありませんでした。
まあそれは当然でしょう。
しかし、打ち合わせを重ねるうちに、役場側もだんだん積極的になってきました。
役場にとってもいいことだと力説しました。
準備は、こちら側が事前に質問をたくさん用意して、それに対して回答を作っていくという作業です。
たとえば
「島の財政は赤字なのですか」
「借金はいくらあるんですか」
「国や東京都からの交付金はいくらですか」
「観光事業にいくら使っていますか」
「公共工事の内容は」
「役場の職員は多過ぎませんか」
「ほかの市町村などと比べてどうですか」
当然シビアな質問もたくさんありますが、それに逃げないで正面から答えようとする内容にしました。
役場側がパワーポイントで用意してくれたものが下記のものです。
もちろんほんの一部です。
この一ヶ月間はこの公開講座の準備に追われた感じでした。
たとえばこんなデータも作ってみたりしました。
こういうデータは「情報公開条例」というものがあって、書類申請をしないと公開されません。
ひとつひとつに書類を書いて個人名で申請しました。
データはそれぞれ1枚の紙に記載されているだけです。
それをもとに家でパソコンを使って見やすいようにアレンジしてグラフ化しました。
役場の総務課の人や町長室の人とは知り合いになりました。
私が作ったデータの一部です。
町長室の人いわく
「すばらしいものを作りましたね。島のほかの統計データを担当してもらいたいくらいです」
とおだてられました。
公開講座への参加者は二日間で延べ80名くらいの島民が参加してくれました。
会場でアンケートをとりましたが、半分以上のひとが役に立ったという回答がありました。
私の理想は今回の講座の内容を手引書にして島民に配布することです。
「島の今年度の財政収支について教えてください」
こんな聞き方はよくありません
「島は今赤字なの?」
これでいいんです。
「島の財政・手引書」を作って、広報誌に毎年発表される決算内容のガイドブックにしたいと思っています。
今回の企画は
今までやったことがない、こんなわかりやすいデータをみるのもはじめて。
島の人にそう言ってもらえました。
(データは画像をクリックするとみやすくなります)
28日の1回目に続いて昨日2回目が開催されました。
内容は、「島の財政について」です。
島の広報誌には毎年決算状況などの記事が載ります。
でもそれをきちんと理解するなんてちょっと難しくて・・・・・・というのが実情だと思います。
それなら町役場の人に直接解説してもらおう、という企画です。
1回目は財政についての基礎講座、おおまかな説明を聞きました。
昨日はもう少し突っ込んだ質問、疑問に対して役場の人に説明してもらいました。
実は町役場の人への島民の評判はあまりよくありません。
そこで「創る会」がその橋渡し役になってすこしずつでも改善しようということでこういう講座を
開催したというわけです。
まあ相互理解ということですね。
事前準備として役場側とも何度か打ち合わせを重ねました。
役場側としては仕事が増えて、しかも財政というやっかいな内容なので最初は
あまり積極的ではありませんでした。
まあそれは当然でしょう。
しかし、打ち合わせを重ねるうちに、役場側もだんだん積極的になってきました。
役場にとってもいいことだと力説しました。
準備は、こちら側が事前に質問をたくさん用意して、それに対して回答を作っていくという作業です。
たとえば
「島の財政は赤字なのですか」
「借金はいくらあるんですか」
「国や東京都からの交付金はいくらですか」
「観光事業にいくら使っていますか」
「公共工事の内容は」
「役場の職員は多過ぎませんか」
「ほかの市町村などと比べてどうですか」
当然シビアな質問もたくさんありますが、それに逃げないで正面から答えようとする内容にしました。
役場側がパワーポイントで用意してくれたものが下記のものです。
もちろんほんの一部です。
この一ヶ月間はこの公開講座の準備に追われた感じでした。
たとえばこんなデータも作ってみたりしました。
こういうデータは「情報公開条例」というものがあって、書類申請をしないと公開されません。
ひとつひとつに書類を書いて個人名で申請しました。
データはそれぞれ1枚の紙に記載されているだけです。
それをもとに家でパソコンを使って見やすいようにアレンジしてグラフ化しました。
役場の総務課の人や町長室の人とは知り合いになりました。
私が作ったデータの一部です。
町長室の人いわく
「すばらしいものを作りましたね。島のほかの統計データを担当してもらいたいくらいです」
とおだてられました。
公開講座への参加者は二日間で延べ80名くらいの島民が参加してくれました。
会場でアンケートをとりましたが、半分以上のひとが役に立ったという回答がありました。
私の理想は今回の講座の内容を手引書にして島民に配布することです。
「島の今年度の財政収支について教えてください」
こんな聞き方はよくありません
「島は今赤字なの?」
これでいいんです。
「島の財政・手引書」を作って、広報誌に毎年発表される決算内容のガイドブックにしたいと思っています。
今回の企画は
今までやったことがない、こんなわかりやすいデータをみるのもはじめて。
島の人にそう言ってもらえました。
(データは画像をクリックするとみやすくなります)
by 2006taicho
| 2011-12-02 14:16
| 近況
|
Comments(0)