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近所の景色/無能の人 つげ義春

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近所の景色/無能の人 つげ義春 ちくま文庫 2009年出版
Amazon中古400円

昔、貸本屋があったことを知っている人には欠かせないつげ義春。
今のコミック本とはまったく違う作品。
当時も漫画といえば、少年少女の胸躍らすようなストーリーが主流だったので、当時から異色の漫画家だった。
つげ作品に出会ったのは20歳のころ、結構衝撃的だった。
代表作の「紅い花」と「ねじ式」

とにかく暗い、そして主人公は極貧。

読者に受ける作品というものから一番遠いところにいるなあ、という印象。
私小説を、リアルな描写で漫画として描いているところがほかにはなかった。
水木しげるは妖怪を扱ったが、つげ義春の場合は自分の私生活。



もうひとつは彼は幼少のころ伊豆大島で暮らしている。
父親が旅館の板長で、そのころがつげにとって一番幸せな時期だったらしい。

父の病死から次第に生活は苦しくなり、母親と妻を立て続けに亡くし、子供は統合失調症で、自分自身もさまざまな病気に襲われる。
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現在79歳。
















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by 2006taicho | 2016-11-30 00:33 | Comments(0)

ゴジラ化計画のその後2

L社の今年のCMはあのイモトアヤコを起用。
その昔、テレビCMを提案したけど、相手にされなかったことを思えば隔世の感がある。
そうさ、時代は変わるのだ。



d0098363_959666.jpg新聞の折込に、ゴジラ化計画に反対した共産党大島支部の機関紙があった。(定期刊行物)
読んで納得の内容だけど、次へのステップの案内がない。
何月何日、どこそこで集会を開きますとか、反対の署名に賛同してくださいとか。
折角の主張がこれでは徹底しないと思う。
聞けば、来月の中旬に町の議会が開催されるという。
それなら、住民に呼びかけて反対運動をやればいいのにと思う。
本気で反対の意欲が感じられない。

個人的には、ゴジラ化計画は進められてゴジラ像は完成すると思う。
町としては、国の許可がおりた補助金を使わないとか、申請した計画を撤回するなどはありえないことだと思っているはず。
国の認定を受けた事業を変更したり、中止することは絶対やってはいけないことなのだ。
そんなことをしたら、今後の補助金や交付金をうけられなくなる。
住民は知識がないから勝手に騒ぐんだ。
役人としては当然の認識だと思う。

しかし、町の立場を理解しても、住民説明会を開かない理由にはならないと思う。
説明会を開いて、住民の言い分を聞いて余計な予算が必要になったりしたらますます困るし、建設が間に合わなくなる。
国のお墨付きをもらったから、あとは粛々とやっていくんだ。

しかし、だからといって、予定外の税金1億円以上を使うのに、住民説明を開かない理由にはならない。
それは住民無視の態度といわざるをえない。
今後も同じようなことがあった場合、そういう態度でいくなら住民は町に対して不信感を持つ。
住民無視の行政は悪でしかないから、町長の責任問題になるはず。
町役場は税金で成り立っているから、責任追及や辞任要求は当たり前の話。


そこで気になるのは民度のこと。
民度とは住民の社会意識。
おかしいことはおかしいと言えるかどうか。
今回のこの計画については、議会与党の自民党議員も「?」と思っているらしいが、町長の応援団としては反対はできないというジレンマがある。

計画は実行されると思うから、せめて住民は説明会を開催させるべきだと思う。
そして、勇気ある?住民の会でも立ち上げておくこともひとつの方向だと思う。
今後のためにも。
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当然の話だけど、民度の高いのは島外からの移住者。
地元民はしがらみとかで、自主規制してしまう。
「声を上げないこと」がまるで生きる知恵のように生きている。
町の有力者は自民党支持だから、こういうことがあると、犯人探しに走り、嫌がらせを始めるらしい。
かと言って、有力者に町の発展のアイデアがあるわけでもない。
あるのは、交付金や補助金をどうやってとってくるかという「お上頼り」の思考。
それも仕方ないのだ。
島しか知らないという気の毒なハンデがあるから。
島外からの移住者が商売を始めると、地元の商売とダブっては困るから、嫌がらせをして、その商売を中止させたりする。移住者は島を去ってゆく。
そうやって地元民を救ってきたという自負がある。
有力者はそうやって信頼を得る。

お風呂で言うと「湯かき棒」がないのだ。
浴槽をかき混ぜないから、湯垢は底に沈んだまま。
温度も均等にならない。

その結果、新しい発想での事業とかは生まれなくなる。
十年一日の商売を続けてゆくことだけになり、若者は島を去り、跡取りのいない町は寂れてゆく。
80年後に人口ゼロになると国に指定されたのだから、町の課題はそれをなんとかすることだと思う。
有力者や議員はそのための政策提案をするべきだと思う。
これは日本全国の市町村に共通のことだと思う。
有力者と議員と町の行政との関係。

期待できるのは子育て中のママさんかもしれない。
「保育園落ちた」ではないけど、彼女たちは教育、病院など、日常的に行政の影響を受けている世代だから、島の男たちよりは「しがらみ」にこだわらないからだ。









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by 2006taicho | 2016-11-28 04:16 | 近況 | Comments(0)

食事を与えられない子供たちがいる

朝日新聞は昔は政権批判など改革派の代表格だったけどね。
もうだめだね。
朝日新聞 社説 11/23
米TPP離脱 複眼思考で対応を

米国のトランプ次期大統領が、来年1月の就任初日に環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を表明する意向を改めて示した。

 大統領選の公約に掲げ、当選後は沈黙を守っていた。
他の政策では現実路線に転じる姿勢を見せているだけに、翻意への期待も出始めていたが、それを否定した格好だ。

 トランプ氏は「米国第一」を再び強調し、TPPについて「我が国にとって災難になりうる」と指摘した。
その上で、雇用や産業を国内に取り戻す観点から、「二国間の貿易協定を交渉していく」と語った。

 そこには、できるだけ多くの国が貿易や投資のネットワークを作り、お互いに利益を享受するという自由貿易のあるべき姿を目指す考えは乏しい。
最大の経済大国が内向き姿勢を強め、世界全体に保護主義が広がることを強く憂える。

 通商国家として発展してきた日本は何をするべきか。

 まず、トランプ氏に再考を促す努力を続ける必要がある。
全文はこちら









さて、

テレビは早朝から積雪情報で大はしゃぎ。
まるで喜んでいるようだ。
交通情報を提供して役に立っているつもりだが、スマホや携帯があれば十分だろう。
「真冬の格好でおでかけください」「足元はなるべく滑らない靴を履いて」
もう笑ってしまうしかない。
なんだか世話好きな家政婦みたいだ。
そんなことまで言われないと出かける準備ができないと、思っているのだろうか。

昨夜の池上さんの番組はよかった。
池上さんもしがらみなのかどうか知らないけど、民放各局で池上解説なる番組をやるようになった。
ちょっと食傷気味になっていたが、TBSの昨日の解説番組はよかった。

人口知能AIについては、ドローンにAIを搭載し、手のひらサイズのドローンが作られているという。
それが安価におもちゃ屋さんで売られるようになるという。
恐ろしいのはその次で、例えば、ターゲットの顔を記憶させ、2グラムの爆弾を搭載しドローンを飛ばし、ターゲットの前で爆発させるとができるという。
自動運転などのCMがあるが、一方で人工知能AIにはこういう恐ろしい面がある。
2グラムあれば人間の頭は簡単に吹っ飛ぶという。

北朝鮮が実は162ヶ国と国交があるという解説は、日本人の多くは初めて知ったのではないだろうか。
中国がなぜ北朝鮮を支援しているのかという解説もわかりやすかった。



教育解説では
日本の教育予算が先進国の中で最低だという解説もよかった。
フインランドやフイリピンの成功事例を挙げて解説していた。
100年以上前、イギリス・ロンドンの人々の識字率は20%で、同じ時期の江戸の町民の識字率は60%だということ、寺子屋の数の多さまで言及していたのはよかった。
鎖国をやめ開国してから、日本が目覚ましい発展をした理由がここにある。
私はそれを以前このブログで紹介した本で知った。
「驕れる白人と戦うための日本近代史 松原久子・著」

フインランドの事例は今の日本に一番欠けているもののような気がする。
ソ連崩壊で経済に打撃を受けたフインランドは29歳の学校教師を教育大臣に任命し、教育費を全額無料にした。
同時に教員試験を難しくにした。教師のレベルアップを図った。
そして、学校運営をすべて当事者たちに委ねた。
政府の作った教育指導要領はあることはあったけど、それに縛られない運営にさせた。
当初は大変だったけど4、5年後成果が現れ始める。
今や世界有数の安定した国になった。

経済に打撃を受けているのに教育費を無料にする、今の日本人が発想できるだろうか。
学校運営に政府が口を出さない、なんてできるだろうか。
財源が不足なら増税しか考えられない今の日本の現状。

そしてそもそも、そういう事例を日本に住む我々が知らない、紹介されないのはなぜだろうか。





子どもの6人に一人が貧困。
裕福な家の子は塾に行ったり、家庭教師を雇ったり、貧困家庭の子は参考書を買うのにも気を使い、それどころか食事もままならない。
まるで落ちこぼれを生産しているようだ。
そして、いじめ、不登校、転校、ひきこもり、不良化、家庭内暴力、親の離婚、最後は自殺。
担任の先生は忙しくて、真剣に向き合わず、校長は経歴を気にし退職金の心配をし、教育委員会は自己弁護で保身を図る。
社会に訴え、マスコミが取り上げたときだけ、調査委員会を立ち上げ、沈痛な面持ちで記者会見をし、練習通りに頭を下げる。
そういう場を設けたのは、あろうことか自殺した子どもと被害者である両親だ。
事件になり、公になったから、死んだから、記者会見を開く。
教育はどこにもない。


今の日本社会は、少年・少女を犯罪に走るように誘導しているようだ。
貧困やいじめを乗り越え、自殺せず犯罪も犯さなかった少年・少女の先には、派遣という不安定な生活が待っているだけだ。



今の安倍政権の閣僚は、自分たちの給料を年間5000万円アップしている。
食事を与えられない家庭の子供達のために、日本各地でフードバンクなどが庶民のボランテイアで作られている。


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by 2006taicho | 2016-11-24 10:31 | 知っておきたいこと | Comments(0)

気象情報が多すぎると思いませんか

今朝の緊急地震速報のときは勤務中。
ほとんど揺れはなかったけど、津波警報が出た。
一応、各局をチェックしてみると、さすがテレビ東京。
各局はすべて、通常の番組をやめ、特別番組放送に切り替えているのに、字幕で地震速報を流すだけで、通常番組をやっていた。
NHKをはじめ、各局のアナウンサーがしつこく、くどいほど避難を呼びかけているなか、テレビ東京はなんだか落ち着いているように見え、騒ぎすぎだろ、といっているように見える。



いつも思うことだけど、それにしても気象情報をこれだけ流す国はほかにあるだろうか。
個人的には異常だと思う。
リモコンのデータボタンを押せばいつでも見られるからだ。



平成6年に気象予報士というのが生まれたそうだ。
そこから天気予報が商業化された。
まあ、それでも最初のころはそれほど感じなかったけど、最近は情報過多だ。

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森田氏はウエザーマップ社の社長さん。予報士70人以上を抱える。


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南さんは個人事務所の社長さん。


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平井さんは気象予報会社の取締役。




朝のモーニングショーからワイドショー、夜のニュース番組まで、気象予報士の出番は多い。

テレビはメインキャスターという名の司会者、アシスタントという名の局アナ、ゲストコメンテーターといわれるその道に詳しい評論家、学者、芸人、そして気象予報士で作られている。

つまりみんな違う会社から派遣されてきて、それぞれの持ち場でがんばっているわけだ。






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by 2006taicho | 2016-11-22 20:00 | 近況 | Comments(0)

1991年 空席の国会演説

25年前に彼はこう主張していた。

空席の国会演説 バーニー・サンダース 1991年 (日本語字幕)








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by 2006taicho | 2016-11-22 02:21 | 知っておきたいこと | Comments(0)

朝の風景

本日は夜勤明けで、午前8時過ぎにただいま。
昨夜は結構降った。
庭の花もその名残をまだ残している。
朝の写真は実力以上によく撮れるという。
清新な空気感と朝の日差しの角度がいいかららしい。



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共同農産物売り場に行ってみたら、隣の牧場に子牛たちがいた。

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牛乳は樹里ちゃんの息子たちの大のお気に入り商品。


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空が高いとは誰が言ったんだろう。
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by 2006taicho | 2016-11-20 19:49 | 近況 | Comments(0)

「唐牛伝」佐野眞一

最新本を読んだ。






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「唐牛伝」 佐野眞一
小学館 2016年8月出版 Amazon kindle版 1,555円

主人公・唐牛(かろうじ)健太郎 1937-1984 47歳没
60年安保闘争のときの全学連委員長。
その唐牛の波乱万丈の人生を追った一冊。
この本の紹介にはこうある。
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革命なんて、しゃらくせえ!

「昭和の妖怪」岸信介と対峙し、
「聖女」樺美智子の十字架を背負い、
「三代目山口組組長」田岡一雄と
「最後の黒幕」田中清玄の寵愛を受け、
「思想界の巨人」吉本隆明と共闘し、
「不随の病院王」徳田虎雄の参謀になった
全学連元委員長、47年の軌跡。

この紹介文だけで十分波乱な人生、まずわれわれには経験できない人生を送ったことがわかる。
500万人の学生・若者の頂点に立った男。
全学連委員長といえば当時は泣く子も黙る存在で、若者の尊敬の象徴的存在。
主人公が実際に全学連委員長として活躍したのはわずか一年間。

東大安田講堂占拠の時代は彼は32歳で、すでにそこにはいない。
その時代は全共闘時代。

その後の生き様は、全学連元委員長としての十字架を背負って生きていった感が強い。

それにしても、人間関係がすごい。
学生運動終結後、各自就職するのだが、高名な学者、文化人がやはり多い。

安部総理のお爺さんに決然と反旗を翻した男。
彼を知る人たちは「とにかく魅力的な男だった」という。
生きていれば79歳、今の政権をどう言うか。





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by 2006taicho | 2016-11-19 11:06 | 最近読んだ本 | Comments(0)

朝日新聞アフリカ特派員のtwitter

日本政府は南スーダンへの駆けつけ警護を決定した。
国連が非常に危険な状態だと言っているにもかかわらず。
朝日新聞の記者が現地にいて、実態を報告している。
twitterで警告している。

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画像クリックで記者のtwitterへ飛びます。①から読むといいです。
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by 2006taicho | 2016-11-19 01:24 | 知っておきたいこと | Comments(0)

東電OL殺人事件

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「東電OL殺人事件」佐野眞一 
新潮文庫 2003年出版 amazon中古1円 

東電OL殺人事件、1997年(平成9年)3月9日未明に、東京電力の幹部社員だった女性が、東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された事件。
あるネパール人が犯人として逮捕・収監されたが、後に冤罪とされ釈放された。

19年も前の事件だが、当時のマスコミはこぞって報道し加熱した。
東電のエリート女子社員が、夜は売春婦となって渋谷円山町に出没し、古いアパートの一室で絞殺される。
警察は隣のビルに住む、不法滞在者のネパール人を逮捕起訴する。
一審無罪、二審無期懲役、高裁での再審で無罪が確定。
高裁での再審では起訴した検察自身も無罪を主張するという異例の裁判。
結局真犯人は現在も捕まっていない、未解決事件になっている。

ちなみに、二審の高裁で最初に無期懲役を言い渡した裁判長は、あの足利事件で菅家さんに無期懲役を言い渡した裁判官。その後冤罪が判明し菅家さんは無罪となる。
この裁判官は狭山事件でも被告の再審請求を棄却している。

衝撃的な事実、不可解な事実が次々と現れるので、途中でやめられない。
最終章のほうで、著者は精神分析医と対談するが、その精神分析医の分析が怖い。
(知りたい人はぜひ購読を)
この事件は、ほかにも小説になったり、映画化されたりと話題に事欠かない。
この取材ルポ作品自体の評価も様々だ。
個人的には評価できる作品になっていると思う。





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by 2006taicho | 2016-11-19 00:57 | 最近読んだ本 | Comments(0)

バーニー・サンダースのツイッター

バーニー・サンダースのTwitterの和訳を見つけました。
ヒラリーは落選後、こういうアピールをしてないことからも信用できない気がします。




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11月10日10:43
もしも、ドナルド・トランプが、人々の怒りを利用して、それをムスリムやヒスパニックやアフリカ系アメリカ人や女性への攻撃へと転化させるなら、われわれは、彼にとって最悪の悪夢になるつもりだ。

11月10日12:26
われわれは、ウォール街に取りいり、億万長者たちから資金を募り、かつ労働者家族の側に立つ政党であることはできない。いずれかひとつを選ばなくてはならない。

11月10日13:13
民主党が重点的に取りくまなくてはならないのは、アメリカの草の根であって、カクテル・パーティに集う裕福な人々ではない。

11月12日11:30
われわれは、ウォール街、製薬会社、保険会社、化石燃料産業の強欲と権力と対決する勇気をもたなくてはならない。

11月12日16:13
国民は怒る権利を有しているが、われわれは、その怒りを、中間層の没落を引きおこした連中にたいして向けなくてはならない。

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by 2006taicho | 2016-11-18 21:51 | 近況 | Comments(0)

おかしいことはおかしいと言う