ブログトップ

隊長ブログ

<   2016年 09月 ( 17 )   > この月の画像一覧

支援母体が命の民進党のみっともなさ

日刊ゲンダイ9/29
新潟知事選は自主投票 民進党は“野党共闘”やる気あるのか

新潟県知事選が29日告示(10月16日投開票)された。自公は前長岡市長の森民夫氏(67)を推薦し、共産、社民、生活の野党3党は医師で弁護士の米山隆一氏(49)を推薦。民進党は結局、自主投票で、野党共闘に乗らなかった。
d0098363_1503592.jpg

「米山さんはもともと民進党員で、衆院新潟5区の公認予定者ですから、今回の出馬に際しては民進党の推薦を希望していました。しかし、地元県連が自主投票で動かないので、告示日前日の昨日、上京して蓮舫代表に直訴しようとしたのですが、民進党はその直前に慌てて、米山さんの公認内定を取り消したのです。蓮舫執行部は完全に米山さんを切ったということで、『そこまでやるか』ですよ」(民進党関係者)

 新潟県知事選の候補者擁立をめぐっては、蓮舫代表は「県連の判断」などと言って終始逃げ腰だった。続きはこちら


民進党の支援母体である連合は原発推進だから、原発反対の候補は推薦できないということ。
しかしそれでは、都知事選で反原発の鳥越氏を推薦した理由の説明がつかない。

連合の原発支援の態度がいかに世論とかけ離れているか、それを説得できない野党第一党ではどうしようもない。

今の自民党に選挙で勝つには、最低でも野党共闘だということは明らか。
それが支援母体の過ちを正すこともせずにいる野党第一党では、国民はなにも期待できない。
政権交代などは口にするのもおこがましい。


蓮舫代表はやはり課長から部長に昇格した達成感で満足してしまったようだ。
国会議員としての使命、弱者救済をすっかり忘れている。

開会中の国会論戦で、蓮舫代表の認識の甘さ、不勉強、知識不足、狭量さが露呈されそうだ。
その時になって、やっぱり蓮舫じゃだめかなどといってももう遅い。


自民党との対決色、対立軸をしっかり打ちだして、リベラルで、画期的な政策を打ち出すことが今必要だと思う。
それがなんだか、自民党なのかそうじゃないのか、自民党の亜流のような民進党。
対決色を打ち出せない政党は野党勢力にとって、マイナスでしかない。

民進党はさっさと解散したほうがいい。
彼らは、議員の椅子を守るだけの既得権益者になりさがっている。

リベラルな議員で新党をたちあげたほうがいい。

自民党との対決色がはっきりしている政党。
安保法制廃棄、脱原発、社会保障の充実、安保条約廃棄、米軍基地撤退、防衛予算の削減でその分を福島や弱者救済策へ、それだけで十分支持される。






[PR]
by 2006taicho | 2016-09-30 02:13 | News | Comments(1)

一銭五厘の旗

d0098363_352853.jpg


見よぼくら一銭五厘の旗 花森安治
この作品は花森安治(はなもりやすじ・1911-1978)が1970 年(昭和45年)10 月の『暮しの手帖』第2世紀8号に掲げた“宣言”です。
アジア・太平洋戦争の敗戦の日を迎えて読んでみると心にしみるものがあります。
花森は神戸市で生まれ、1948 年『暮しの手帖』を創刊し、編集者として活躍しました。
原作では表題と本文の「銭」は「戔」が使用されていますが、ここでは原義の
「銭」を用いました。
なお、改行・送り仮名などは、雑誌初出時のママとしました。



見よぼくら一銭五厘の旗   花森安治

美しい夜であった
もう二度と誰もあんな夜に会う
ことはないのではないか
空はよくみがいたガラスのように
透きとおっていた
空気はなにかが焼けているような
香ばしいにおいがしていた
どの家もどの建物も
つけられるだけの電灯をつけていた
それが焼け跡をとおして
一面にちりばめられていた
昭和20 年8 月15 日
あの夜
もう空襲はなかった
もう戦争はすんだ
まるでうそみたいだった
なんだかばかみたいだった
へらへらとわらうと涙がでてきた
どの夜も着のみ着のままで眠った
枕許には靴と雑のうと防空頭巾を
並べておいた
靴は底がへって雨がふると水がしみ
こんだがほかに靴はなかった
(……中略……)
戦争には敗けたしかし
戦争のないことはすばらしかった
軍隊というところはものごとを
おそろしくはっきりさせるところだ
星一つの二等兵のころ教育掛りの軍曹
が突如としてどなった
貴様らの代りは一銭五厘で来る
軍馬はそうはいかんぞ
聞いたとたんあっ気にとられた
しばらくしてむらむらと腹が立った
そのころ葉書は一銭五厘だった
兵隊は一銭五厘の葉書でいくらでも
召集できるという意味だった
(じっさいには一銭五厘もかからなか
ったが……)

しかしいくら腹が立ってもどうする
こともできなかった
そうかぼくらは一銭五厘か
そうだったのか
〈草莽(そうもう)の臣〉
〈陛下の赤子(せきし)〉
〈醜(しこ)の御楯(みたて)〉
つまりは
〈一銭五厘〉
ということだったのか
そういえばどなっている軍曹も一銭
五厘なのだ一銭五厘が一銭五厘を
どなったりなぐったりしている
(……中略……)
ぼくらの代りは一銭五厘のハガキで
来るのだそうだ
よろしい一銭五厘が今は七円だ
七円のハガキに困まることをはっきり
書いて出す何通でもじぶんの言葉で
はっきり書く
お仕着せの言葉を口うつしにくり返し
てゾロゾロ歩くのはもうけっこう
ぼくらは下手でもまずい字でも
じぶんの言葉で困まりますやめて下
さいとはっきり書く
七円のハガキに何通でも書く
ぽくらはぼくらの旗を立てる
ぼくらの旗は借りてきた旗ではない
ぼくらの旗のいろは
赤ではない黒ではないもちろん
白ではない黄でも緑でも青でもない
ぼくらの旗はこじき旗だ
ぼろ布端布(はぎれ)をつなぎ合せた暮しの旗だ
ぼくらは家ごとにその旗を物干し
台や屋根に立てる
見よ
世界ではじめてのぼくら庶民の旗だ
ぼくらこんどは後(あと)へひかない
d0098363_3532417.jpg




[PR]
by 2006taicho | 2016-09-28 03:48 | 知っておきたいこと | Comments(2)

吉祥寺思い出通り

先日、台風が接近中なのに上京。
d0098363_0513092.jpg

大学時代の友人と吉祥寺へ。
あいにくの雨だったが、行ってみようよということで井の頭公園へ。
野外ステージは健在だったが、なんか寂しいなと思ったら、そうだ、将棋を指しているおじさんたちがいないことだった。
雨だから当然なんだ。
d0098363_0515471.jpg

当然、貸しボートに乗る人もいない。
d0098363_1151128.jpg



d0098363_0595018.jpg

吉祥寺の名店「いせや」へ。
当時は懐の都合で中には入れなくて、入り口脇で売っている焼き鳥を数本注文した覚えがある。

d0098363_103779.jpg

今は、堂々と中に入ってお酒が飲める。
「高田渡(フォーク歌手)がよく来ていたんだよな」
「うん、仕事がないときはここか、ぐわらん堂(ライブハウス・当時の東京にはここくらいしかなかった)にいたらしい、ぐわらん堂で会ったことあるよ」
「死んじゃっただろう?」
「うん、北海道の釧路でコンサートツアー中だったらしい、井上陽水とか葬儀は段取ったらしい、葬儀委員長は筑紫哲也がやった」
「そうだったんだあ」
「うん、生きてりゃまだ67歳だよ、ひょっとしてここに飲みに来てたかもしれない」
「こんどはサンロードのほうに行って、ハーモニカ横丁で飲もうよ」
「いいねえ、行こう行こう、あそこは昼間から飲めるし」
「そうだよなあ、もう今はそういうところがなくなっちゃたからなあ」
「そうそう、だから昔は、あそこで飲んでいるオヤジをみて、なに昼間から飲んでんだよって思ってた」
d0098363_0583820.jpg


d0098363_0581334.jpg


友人は元中学校の先生。
「去年の秋に携帯を持たされた」らしい。
それまでは携帯を持っていなかったらしい。
「せめて所在がわかるようにって家族が言うんだよ」
「たいしたもんだよ、今のこの時代に・・・・貴重な存在だよ」










[PR]
by 2006taicho | 2016-09-26 01:51 | 近況 | Comments(0)

暮らしの手帖

d0098363_3431494.jpg




1948年 創刊(隔月刊)
web site


NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」の内容が暮らしの手帖社から抗議を受けているという

暮らしの手帖といえば、名物編集者花森安治。
その精神が番組に表現されていないのだろう。

私は数回みたけど、実はこれはNHKには無理だと思っていた。
NHKの朝ドラのコンセプトは明るく爽やにという姿勢でずっとやっていて、特に高齢者に人気だ。
最近は特に高齢者を意識した演出で、わざとらしいことこのうえない。
見ていて、こっちが気恥ずかしくなる。

暮らしの手帖といえば、庶民目線を貫いた、気骨のある女性雑誌の代表だ。
そんじょそこらの雑誌とはわけが違うし、こころざしが違う。
それを明るく、さわやかに描くだけではまったく違うものになってしまう。
おそらく、NHKの制作サイドの人間は、この雑誌の歴史と意義を実感として理解するのが困難なくらい若い人たちだと思う。

私の母はこの雑誌を購読していた。
終戦直後、四人の子どもを育てながらだったから、生活は本当に苦しかったと思う。
私が生まれてしばらくは、我が家にはお風呂がなかった。
銭湯などという気の利いたものはなく、私達子どもは母に手をひかれて、母と親しい近所の家にもらい湯に通った。
母が近所の家にお米を借りにいったことを子どもながらに覚えている。
それでも母は、暮しの手帖だけは定期購読していた。

今にして思う。
それは戦後の母達(主婦たち)の、これからの生活への「気概」のようなものだったのではないだろうか。
それまで女性には選挙権も無かったのだから。

子供の頃、わけもわからないまま私も暮しの手帖を読んだ。
読む本がなかったからだ。
唯一の男の子であった我が家に、絵本は一冊しかなかった。
私はその絵本をボロボロになるまで読んだ。
はっきりは覚えていないが、高校生くらいになると、この暮らしの手帖っていう本はいい本なんじゃないかと、わかるようになった。
ひそかに母を見なおした。


d0098363_849399.jpg

我が家には今もこの「おそうざい十二ヶ月」という本がある。
最初の発行は1969年だから、46年くらい前だけど十分今も使える。

亡くなった永六輔氏がラジオで言っていた。
「駆け出しの僕に原稿を頼んできて、暮らしの手帖だからいい加減なことは書けないから、一生懸命書きました。そしたら、どこよりも高い原稿料で、どこよりも早く払ってくれました。それと、この雑誌は広告がない雑誌なんです、それがどれだけ経営する上で大変で、その分どれだけ公平で、この雑誌が目指しているものが高いか、わかるかなあ」




1969年、『暮しの手帖』が101号を迎える(2世紀と読んだ)にあたって、花森が鎭子さんに語った言葉。



世の中、これからの世の中、どう考えたって悪くなる。荒廃する。
結局、政治は国民のためを考えず、自分たちの利益のために、自分たちの票のために。(略)

財界は自分たちの配当優先。儲かることならどんなに人をだましてもいいと思ってる。(略)

われわれ一人ずつは、自由なる市民ではないか。
なけなしの金で税金をはらい、この国家を作っている国民ではないか。
われわれ一人ずつは、お互いの幸福を願っている人間ではないか。
その場合の武器は、ペンである。
われわれはペンをもって戦わなければならない。いまはペンをもてあそんで、文章をもてあそんで、生活の糧にしている人たちが多い。あるいは、すでにペンを武器にしていることを忘れている人が多い。
ペンはさびている。
ペンはなまっている。(略)

(どんなに下手な文字でも、文章でも老若男女を問わず)この雑誌を拠り所にし、根城にして、本当によい暮しをつくるために、一つ一つは力が弱いかもしれないが、このペンの力で、ペンを武器にして対抗していこうではないか。
第2世紀創刊の精神、編集方針だ。(後略)


47年前のことばだ。


d0098363_8521785.jpg





最新号







[PR]
by 2006taicho | 2016-09-24 04:34 | 知っておきたいこと | Comments(0)

♬ I shall be released

d0098363_13055358.png

1967年リリース。
このうたは大学時代よく聞きました。
でも最初は、大塚まさじが組んでいたフォークバンドのデイランⅡ(セカンド)の日本語訳でした。

まだ世間が騒然としていた時期でした。
そういう意味で今も必要な?歌かもしれませんね。

デイランのこの歌もいろんな人がカバーしていますが、一番有名なのはThe Bandでしょう。
このグループは最初はデイランのバックバンドでした。
まずはThe Bandのほうから。その次はThe Bnadのラストコンサートから、デイランがゲストで来て歌っています。
当時の友人はこの歌だけは正座して聞いていました。








I shall be released bob dylan/1967
 

They say ev'rything can be replaced
Yet ev'ry distance is not near
So I remember ev'ry face
Of ev'ry man who put me here
I see my light come shining
From the west unto the east
Any day now, any day now
I shall be released

They say ev'ry man needs protection
They say ev'ry man must fall
Yet I swear I see my reflection
Some place so high above this wall
I see my light come shining
From the west unto the east
Any day now, any day now
I shall be released

Standing next to me in this lonely crowd
Is a man who swears he's not to blame
All day long I hear him shout so loud
Crying out that he was framed
I see my light come shining
From the west unto the east
Any day now, any day now
I shall be released


ネット探したらこの方がすばらしい訳をしていたので転載させてもらいます。
ある広告人の告白

自由になれるさ
 

すべては変えられるって言うけど
すべてがこんなに遠いのはなぜだろうね
だから僕はすべての顔を覚えておきたいのさ
いままで出会ったすべての人の顔をね
ほら君にも見えるだろう
西から昇る太陽が僕らの顔を照らすのが
そのときに僕らはきっと
自由になれるさ

すべての人は落ちていってしまうから
守ってあげなくちゃいけないって言うけど
この先もっともっと高いところまで
行けるって僕は思いたいんだ
ほら君にも見えるだろう
西から昇る太陽が僕らの顔を照らすのが
そのときに僕らはきっと
自由になれるさ

僕のとなりにいる見知らぬ男が
俺は悪くないって叫んでいる
僕は一日中その男の叫び声を聴いていたんだ
俺ははめられただけなんだっていう悲痛な男の叫びを
ほら君にも見えるだろう
西から昇る太陽が僕らの顔を照らすのが
そのときに僕らはきっと
自由になれるさ
引用=




こちらが最初に聞いた日本語訳、それも超訳ですが、ボブ・ディランの歌詞を見事に日本語化していると評判はいいのです。







男らしいってわかるかい



変わっていくなんて きっとないよ
君の世界なんて ほど遠いよ
でも俺をこんなに 変えてくれた
昔の友が いるんだ

朝日はもう昇るよ
少しずつだけどね
その時 その日こそ
自由になるんだ

奴らは楽な方を 取るのさ
誰とでも 手を繋ぎながら
でも俺は 断じて俺の
考え通りに 生きるんだ

朝日はもう昇るよ
少しずつだけどね
その時 その日こそ
自由になるんだ

男らしいって わかるかい
ピエロや 臆病者のことさ
俺には聞こえるんだ 彼らの
おびえたような 泣き声が

朝日はもう昇るよ
少しずつだけどね
その時 その日こそ
自由になるんだ





[PR]
by 2006taicho | 2016-09-22 12:13 | My music | Comments(0)

福島の嘘

2011年3月11日の午前中、私は東京湾を出港した船上にいました。
あの悪夢は、家について数時間後のことでした。

当時のブログではこんな感じでした
そしてその後もことあるたびに掲載してきました。
このブログに「原発」というカテゴリーを設けるほどになりました。
そうしてわかってきたのは、日米安保条約と原発は同じ構造上にあるということが書物などで気付かされました。
日米原子力協定などの条文は知らなかったとはいえ驚かされました。詳細














当時も書きましたが、これから日本は訴訟の国になると思います。
一つは福島周辺の子どもたちの甲状腺被ばくによる訴訟。
もう一つは、安倍さんのおかげで?発生する理不尽な政策に対する市民訴訟です。

つい最近では、国と沖縄の翁長知事の訴訟で、日本の司法判断の悪例として後世に残るような判決と裁判官の説諭がありました。
この裁判長の今後の人事異動先などが注目されるでしょうね。

司法機関である、検察が小泉政権時代に恩を売って以来、日本の司法は終わっています。
日本の裁判の有罪率99%ということが、いかに検察と裁判官が仲がいいかわかります。
彼らからしてみたら、無罪なんて期待するほうがおかしいのです。
詳細







[PR]
by 2006taicho | 2016-09-22 02:05 | 原発 | Comments(0)

TTP TTIP TISAで世界支配が完成

TTP TTIP TISAについては知っておいたほうがよさそうだ。

TTP=環太平洋戦略的経済連携協定
世界貿易の40%を占め、発効後4年間は非公開。
交渉参加国
オーストラリア,ブルネイ,カナダ,チリ,日本,マレーシア,メキシコ,ニュージーランド,ペルー,シンガポール,米国及びベトナムの合計12か国。
日本とアメリカの貿易取引だけで全体の90%を占めているので、実質日米貿易協定。
ヒラリーもトランプも反対しているが、ヒラリーは当選したら方針転換することは間違いない。
なぜなら、ウオール街の重要政策だからだ。参照

d0098363_3501861.jpg




TTIP=大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定(EU版TTP)
世界貿易の60%を占め、発効後30年間は非公開。
この協定に加盟すると、EU加盟国27ヶ国のすべての国が加盟することになる。

2013年、オバマ大統領が一般教書演説ではじめて表明し、一般に知られることになった。
それまでアメリカ国民をはじめ、議員も知らされていなかった。
リークしたのは、スペインの独立系メデイアや、グリーンピース、ウイキリークスなどで、ようやくその内容が明らかになった。
2014年10月、EU加盟20カ国が、約1000箇所でこの協定に反対の抗議デモを行った。
一番の問題はISDS条項。
現状はこの協定は反対多数で交渉は破綻したとみられているが、予断は許さない。
ドイツは日本の原発事故をみて、脱原発政策に転換したが、現在、原発製造元のスエーデンのバッテンフォール社に訴訟を起こされている。
ドイツ政府の脱原発政策に転換によって、本来受けられる利益が受けられないからだ。
その損害賠償請求額は6000億円で、ドイツ政府の旗色は悪い。
このドイツの訴訟も反対派の重要な根拠となった。




TISA=新サービス貿易協定
TTPとTTIPで入らなかった「公共サービス」を民営化する協定。
調印から5年間は非公開。
住民の健康や環境に悪影響が出ても、その国の政府は、その企業に責任を追求したり、法律で規制する権利を一切持てない。

医療、教育、公共事業、金融、保険など、すべてのルールはその国の政府ではなく、超国家企業によって決定される。

この交渉は2012年から密かに進められ、2014年ウイキリークスが暴露。
その内容は世界貿易の70%の国50ヶ国が交渉に参加していた。
当然のように日本も参加していた。



ISDS条項=TTP TTIP共通
締結国の政策によって、外国投資企業が損害を受けた場合、その国を訴えることができる。

投資家側(企業側)から1人、訴えられた国側から1人、中立な立場から1人、計3人の弁護士が担当。
ただし、中立な立場の弁護士が75日以内に見つからなければ、世銀総裁が任命する。
殆どの場合、三人目はアメリカ国籍の世銀総裁が任命している。
アメリカ政府はISDS裁判で一度も負けたことがない。


裁判に負けたら、政府側は国内ルールを変え、税金で巨額の損害賠償をしなければならない。
投資している企業側は、何度でも繰り返し相手国政府を訴えることが可能だが、政府側からは訴えることはできない。
たとえ負けなかったとしても、裁判費用(数億円)は相手国政府が負担する。

したがって、日本政府がTTPを批准すると、脱原発は永久に不可能になる可能性が高い。

自民党の憲法改正草案には
「国は国政上の行為につき、国民に説明する責務を負う」
とある。
しかし、TTPもTISAも国際条約なので、国政上の行為には該当しない。
国際条約は国政上の行為ではないという草案。
説明する義務はないのだ。

1%の支配層は、この3つの協定で世界支配の完成だと言っている。

[PR]
by 2006taicho | 2016-09-18 03:48 | 知っておきたいこと | Comments(0)

腰の引けたメデイア

メデイアが本来伝えるべきことをいかにきちんと伝えないのか、また出てきた。

富山市議の不正と同じ手口なのに...テレビはなぜ稲田朋美防衛相の"白紙領収書"問題に一切触れないのか

LITERA 9/14
「稲田さんの件なんて取り上げられるわけがないじゃないですか。
今のテレビでは、稲田さんにかぎらず内閣の閣僚や自民党幹部の不正を取り上げようとしても、絶対に上に潰されますよ。
各局とも、国会で大々的に追及されるか、本人が認めない限り報道しない、というのが不文律になっていますから。
ただ、知事や地方議会になると、このハードルがかなり下がるので、思い切った厳しい追及ができる。というか、舛添前知事のときもそうでしたが、安倍政権のことをやれないぶん、そのうっぷんを地方政治家にぶつけている、という構造はあるでしょうね」
詳細はこちら





[PR]
by 2006taicho | 2016-09-17 17:24 | News | Comments(0)

国家戦略特区の正体 外資に売られる日本

d0098363_12481270.jpg










国家戦略特区の正体 外資に売られる日本
郭 洋春 集英社新書 中古394円




026.gif国家戦略特区とは
地域を限定した大胆な規制緩和や税制面の優遇で民間投資を引き出し、“世界で一番ビジネスがしやすい環境”を創出するのが狙い。
2013年6月に特区創設が閣議決定され、12月に成立した国家戦略特別区域法では医療や雇用、農業など計六分野で規制の特例が認められた。

本来の経済特区とは
主に途上国が工業化を実現していく際に、外資を呼び込んでその発展を促すための手段。
だから、日本には本来は当てはまらない。

狙いはTPPのテストであり、地域を限定しての規制緩和策。
すでに地図のように日本各地で指定されている。
驚くのはその地区合計でGDPの4割に達するという。
当時の推進役はグローバリズム大賛成の、あの竹中平蔵氏。

d0098363_1254712.jpg
(画像クリックで拡大します。)






2013年8月に行われた、政府主催の「有識者等からの『集中ヒアリング』」で対象となった規制・制度改革の提案134件のうちなんと42件が、モルガン・スタンレーMUFG証券のエコノミスト、ロバート・フェルドマン氏によるものだった。
25の「有識者等」が発言・提案を行ったが、3分の1はフェルドマン氏からのものだった。

2015年11月には、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官とリチャード・アーミテージ元国務副長官へ旭日大綬章叙勲が送られている。
ラムズフェルドといえば、元国防長官で、アフガン戦争やイラク戦争の指揮官。
アーミテージといえば、元アメリカ国務省副長官で、アーミテージレポートで日本に様々な要求をしたことで知られる人物。
(山本太郎が国会で見事に指摘していた)

特区指定されたら国内法が及ばないので、経営はやりやすくなる。
産業ルールが二重になり、特区ではない地区との格差が生まれ、労働環境は経営側に有利に変更可能になる。
日本の伝統技術は軽視され、労働者の基本的人権などは侵害されやすくなる。



確か、大手コンビニチェーンも乗り出して農産物を売っている。
日本の農業全体のあり方、町のスーパーや八百屋さんのことなど眼中にないという戦略だ。
大手コンビニチェーンの社員は、競合他社に勝つことを目標にされ、際限のない利益拡大路線というレールの上を走らされ、日夜、便利で、早い商品の開発に追われている。



安倍さんの言う、世界で一番ビジネスがしやすい環境、がどんなことになるか著者は鋭く、わかりやすく解明している。



現在の資本主義は、右肩上がりの成長は限界に来ていると、多くの研究者が唱えている。
つまり、先進国は成熟しきってきているということ。
しかし、企業は赤字は許されない、経営サイドと労働者はそこで完全に一致している。
そして支配者層は、一番儲かるテロや戦争を引き合いに出す。
同時に、最下層の貧困や差別(難民も)を常に生み出し、戦地要員として確保する。

地球上にはまだまた発展途上の不安定な国があるからだ。
途上国援助という名目で、新規得意先を開拓し、儲かるシステムを構築し、右肩上がりを確保してゆく。

人としての正義感、公共性、共助という意識を奪ってゆく。








[PR]
by 2006taicho | 2016-09-17 14:19 | 知っておきたいこと | Comments(0)

戦後政治を終わらせる 永続敗戦のその先へ

d0098363_141271.jpg







「戦後政治を終わらせる 永続敗戦のその先へ」
NHK出版 白井 聡 2016年4月出版




この本はおすすめです。
今年出版された本です。
安倍さんがよく言う「戦後レジームからの脱却」について、著者は安倍さんとはまったく違う認識で論じます。

一言で言えば、戦後政治史ともいえるかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本人は戦争に負けたことへの総括が済まないままここまで来た。
アジア近隣諸国に謝罪をしてこなかった。
戦争は、一部の軍属たちがやったことであり、自分たちは被害者であるという認識しか持ってこなかった。
安倍さんのおじいさんの岸信介をはじめ、戦犯が大量に恩赦された。
そして、国の主要ポストになぜ就いたのか。
戦争犯罪者が戦後も国の主要ポストに就く、そんな国は普通はありえない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そう言えば、村山談話とか、戦後70年談話とか、メデイアは相当騒いだ。
世論も、なぜ今更謝罪を口にしなければいけないのかという感じだった。

同じ敗戦国ドイツは、きちんと謝罪をし、賠償金も支払って出直すという態度を世界に示したことによって、今やヨーロッパの中心国にまでなっているのと対照的だ。

戦後、アメリカ文化が日本に押し寄せた。
アメリカナイズってやつだ。
アメリカ文化に世話にならない人がいただろうか。
私達世代は自然とアメリカに憧れるようになった。

冷戦が終わり、世界は東西対立という概念から開放された。
資本主義と社会主義(あるいは共産主義)の対立の終わり。

資本主義は、社会主義の国があったおかげで、分配という政策を取らざるを得なかったという指摘は勉強になる。
それは医療制度や健康保険制度、年金制度などの社会保障制度に現れている。
資本主義国であっても、そういう制度を作らないと、国民は社会主義国を羨むようになってしまうからだ。
しかし、その代表だったソ連が崩壊した。
そこから世界は次第に経済偏重へと傾く。
冷戦終結の影響は、もう「富の分配」をしなくてもよいという判断ができたことかもしれない。

レーガンやサッチャー、中曽根時代からだ。
小泉政権時代になって'勝ち組負け組'と言われ始めたころだろう。
世界は金融緩和策によって、富めるものは富み、貧困格差を拡大するという経済偏重主義。

冷戦終結後、日本は対米従属からの脱却を目指すべきだった。
なぜなら、日米共通の敵がいなくなったのだから。

しかし、その後、世界はテロ組織との対立という新たな標的を作り出す。
9.11がスタートだ。
心配・不安・恐怖は、ナチスが当時、国民を欺くために使った手法だ。
日本の支配層・既得権益者は、中国、北朝鮮を、なにをしてくるかわからない国だと、恐怖と不安をTVメデイアでばらまく。
日本国民は、いざとなったらアメリカが出てきてくれると思い込んでいる。
日米安保はだから必要だというが、アメリカが日本を守るかどうかは、アメリカの議会の承認が必要だということはあまり知られていない。
なのに、日本人はアメリカが無条件で守ってくれると思っている。
中国の船が日本の領海に侵犯すると、アメリカの艦船が威嚇に来てくれるから助かると思わされている。
本当は自衛隊の艦船で十分なのに。(日本の軍事力は世界4位)
アメリカは、建前上、警戒する様子をみせることで、在日米軍の必要性をアピールするのが任務。
中国が本当に攻撃することなどありえないことは十分わかっている。
それと、日本に武器を売るという任務もある。
窓口は、たいした議論もなく去年創設された防衛装備庁。

日本では二大政党制といわれて、民主党が政権をとったこともあったが、結局は二年ほどで失脚した。
そしてあきらかになったことは、自民党でも今の民進党でもどっちでも同じということ。
民主党政権の最後は野田自民党と言われたほどだ。
そして、国民は「やっぱり民主党じゃだめか、官僚を使いこなせないか」ということになっていく。
民主党で唯一、日本の自主独立を図ったのは、「最低でも県外」と言った鳩山さんだけです。
アメリカの怒りに触れて失脚させられましたが。

参議院議員の蓮舫代表にはこころざしが見えない。
会社でいえば、課長から部長になって嬉しい、程度にしか見えない。
原発や沖縄についてしゃべらせれば、ボロが出そうでこっちが心配になりそうだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
筆者は、沖縄の今の戦いこそが、戦後レジームからの脱却の一歩だといいます。
つまり、アメリカの要望だからと、日本国民である沖縄県民に犠牲を押し付ける、日本国政府との戦いです。

自民党が結成された55年体制は、もう20年以上前にその存立理由を失っている。
今の安倍さんたちは、対米従属そのものを目的化してしまっているという。
それと経団連をはじめとする、既得権益集団体の権益の保護維持。

だから今の安倍さんたちの政治手法は露骨だ。
原発推進、安保法制の強行採決、社会保障費の削減、武器輸出三原則の廃止、本来なら、憲法改正をやってからでないとできないことをやってしまっている。
露骨な対米従属だ。
保守も革新もないのです。
今の沖縄が政治的には最先端にいると述べています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3.11東北大震災と福島原発で、われわれはたくさんのことを学びました。
ボランテイア活動の有用性、専門家の後ろ盾・意見のちがい、原発の怖さ、廃炉年数、放射性廃棄物、政府・東電の隠蔽体質、マスコミ報道の姿勢、風評被害。

また一方でたくさんの支援団体ができたことす。
これは、声をあげる人たちのうねりのようなものだと言えるかもしれません。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
筆者は、街頭にでて、デモで声をあげてもなんにもならないから、というのは奴隷の合理性だといいます。
「99%と1%」というデモでウオール街で抗議した人たちは、その後、バーニー・サンダースの支援に回っています。
つまり、そこで知り合い、輪をひろげ、連絡体制、協力体制が少しずつ出来上がっていくのです。

「幼稚園落ちた、日本死ね」という一人の主婦の書き込みが、拡散して今や社会問題に発展していきます。
これはそういう意識した人たちがきちんと声をあげたからです。

今ようやく、日本人の中に、立ち上がってもいいんだ、そう思っている人が結構いるんだという認識が広がりつつあります。
今まで、「どうせ無理」という自己規制していた自分から目覚め始めているのも確かでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
つまるところ既存政党では無理だということですね。
ですが、投票しなくてはなりません。
投票しないということは、どんな世界になっても受け入れるということになります。
そういう覚悟があるでしょうか。


投票行動だけは続けて、意思表示をしながら現状から脱却する方策を編み出す必要があります。

「保育園落ちた 日本死ね」という書き込みの意義はあったのだと思います。

対米従属という戦後レジーム(体制)からの脱却をスタートさせ、並行してアジアの国々との連携を深めることが、日本の歩む道ではないでしょうか。
アジアの人口は世界の6割にもなります。
そのことが世界情勢に公平に反映されていないことが、問題だと思います。
欧米各国の余計な口出しを許してきたからです。
日本人にはアジアのリーダーとしての素質も見識もあると、個人的には思っています。






[PR]
by 2006taicho | 2016-09-16 03:37 | 最近読んだ本 | Comments(0)

おかしいことはおかしいと言う