病院・畑・お墓・選挙

昨日の日曜日はこんな大会がありました。
全日本自転車選手権です。
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リオのオリンピック選考も兼ねているそうです。
よく知りませんが、その方面の方にとっては真剣勝負です。
こちらとしてはツールドフランスしか知らないので日本人はどうなのかさっぱり?
ヨーロッパではすごく盛んのようです。
あの、中野浩一がエールフランスの飛行機に乗っていたら、CA(キャビンアテンダント)が気付いて、
「あなたのような人がここに座っていてはいけません」
と言ってファーストクラスに連れて行ったとか。
そのくらい自転車競技は向こうでは認知されているようです。


今日は午前中は病院。
二か月に一回の割合で採血して、血糖値などの変化をチュックしています。
その結果を医師から聞いて食生活を中心に改善?するという段取り。
「いい数値ですね、このくらいなら問題ありません、続けてください」
初めて会った若い医師がほめてくれる。
次は9月の1日に決まった。
そのときにこの先生はいるのだろうか。
大島の場合、医師は数カ月で交代する。
だから主治医という言葉は存在しない。
僻地の悲しさだ。


一旦自宅へ戻り、畑へ。
里芋と西瓜の雑草取り&追肥作業。
大体四時間くらい一人で作業。
するとなんとマムシがいた。
雑草のなかで眠っていたのか、動きが鈍い。
すかさず、鎌で撃退する。
サイズが小さいのでまだ子供のマムシのようだ。
写真を撮るのを忘れたのは失敗。


そのあと、四時過ぎからは自宅のお墓の掃除。
来月のお盆に備えてきれいにする。
今月の30日からは、昨年不幸のあった家々の軒先には迎え火の灯篭が下がる。
杉の木の若い木を玄関前に立てる。
亡くなった人の霊が、見つけやすいようにということらしい。
我が家はもう、そういうことをする必要がなくなった。
父も母も、叔母もみんな亡くなった。
へんなはなし、次は自分だからだ。
そういう年代になったということだ。

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イギリスがEU離脱でキャメロン首相が10月ころに辞任するという。
それに反して、選挙のやり直しの署名が350万も集まったとか。
スコットランドは再度、独立の機運が高まっているという。
日本では参院選挙で各党がアピール中。
日本の有権者はどういう感じなのだろうか。
投票したい政党は相変わらず見当たらない気もする。
前代未聞の今の政権をどう評価するのだろう。
恐らく、外国特派員のほうが冷静に日本人を捉えている気がする。
政治の話はタブーとか、日常の忙しさにかまけて、政治に無関心という意識を国民に植え付ける手法は、大昔からの常套手段。
あのヒトラーだって、最初は国民の選挙で第1党を獲得している。

気が付いたら、色んな憲法(ドイツの場合はワイマール憲法)や法律が変えられていた。
そんなの聞いてないよ。
でも、国会議員を選んだのは君たちだ、そう言われたらどうしよう。
イギリスみたいに国民投票?
もうその時は遅いかもしれない。
なぜなら、すでにいろんな法律でかんじがらめに縛られているからだ。
警察、検察、裁判所、マスコミはもう政権に不利なことはしない。
秘密保護法、マイナンバーでの国民の管理、刑事訴訟法改正での通信傍受など、すでにすべて法律が国会で成立している。

慶応大学の小林節氏が言っている。
「国民の知る権利」というけど、「国民の知る義務」も意識すべきでは、と。


余談ですが、
民主党の蓮舫氏の都知事選出馬断念は、今回民進党をはじめ野党にとっては痛恨の極みになるという見方がある。
小池百合子や石原伸晃が出たら、確実に蓮舫に討ち取られてしまう。
蓮舫が出た場合は自公はお手上げで、それじゃ自公は誰を対抗馬に出すんだという話題で一色となり、その影響が参議院選にも及ぶという見方だ。
そして、民進党の長嶋昭久を自民と民進党の相乗りで出馬させようなどと官邸は考えているというのだ--------。
真偽は不明。
まあ、自民と相乗り候補なんてやったら民進党は終わりだろうけどね。









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サービスショット。
















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by 2006taicho | 2016-06-27 22:26 | 近況 | Comments(0)

息子のため算数独学

午後八時、名古屋市内にある家賃五万円のアパート。
亜矢さん(20)は二歳の一人息子を寝かしつけ、小学四年生向けの計算ドリルを棚から出す。
84÷7 96÷6 筆算が分からず、シャープペンを持つ手が止まる。


手の甲にある入れ墨を見るたびに、小中学生のころの自分を思い出す。
幼いころに離婚した母親は、四人の子供を一人で育てた。
亜矢さんが小学校四年のときに六つ上の姉に脳腫瘍が見つかり、母親が介護の仕事を減らして看病した。

収入を補うために生活保護を受けたが、ストレスだったのか、仕事が終わるとパチンコに行くようになった。
帰宅は深夜。「養ってあげてるんだから手伝いなさい」。
母親はそう言って、亜矢さんに夕飯を作らせた。

勉強する時間がなくなった亜矢さんは、学校の授業の分数と少数でつまずき、漢字も読めなくなった。テストの点数はゼロばかりだった。
中学校の入学式。
母親に「買ってきた」と渡された制服は、よく見ると姉のお下がりだった。

「こんな貧しい家にいたくない」。
一年生の冬から家出を繰り返し、警察に何度も保護された。
繁華街でチラシを配って日銭を稼ぐ日々。
入れ墨はその頃、恰好いいと思って入れた。

勉強なんてくだらない。高校なんて意味がない。
中学の卒業式には出席したが、進学せずに、アルバイトで働いていたスナックや工場をすぐに辞め、クラブで知り合った男と一緒に暮らし始めた。
でも、ひどい暴力受けるようになり、八か月で別れた。

妊娠がわかったのはその二ヶ月後、亜矢さんが17歳のとき。
おなかの中で動く子供がいとおしく、母親の反対を押し切って「育てる」と出産した。
ミルク代やおむつ代のためになるべく給料が高い働き口を捜したが、入れ墨が邪魔をして不採用が続いた。
消そうとしてカッターナイフでえぐると、血が止まらなくなった。
「仕事は選べない」。
出産の三ヶ月後、託児所付きのキャバクラで働き始めた。

とにかくお金。
その思いで頭がいっぱいだったが、一歳になって立てるようになった長男が、「ママ、ママ」としゃべり始めたときに、気がついた。
お金はもちろん必要だが、親として、子供に色んな事を教えてあげなければいけないのではないか。
最低限の知識がなければ日常生活にも困る。
スーパーでは「5%引き」と「一割引」のどちらが安いのか分からない。
児童扶養手当の申請で区役所に出した書類も「同居」「配偶者」などの意味が分からず、窓口の職員に聞いた。

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百円ショップで買ってきたドリル。
難しくても諦めないのは、自分のためだけではない。
「教えて」って言われたら、教えてあげたい。
分かったら「良かったね」って一緒に喜びたい。
そんな母親になりたいから、亜矢さんは今夜もドリルを開く。 







<6/24東京新聞 新貧乏物語 子供たちのSOS、より>










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by 2006taicho | 2016-06-25 23:45 | News | Comments(0)

にわか農夫の祈り

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      雨が続いています。

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      合間を縫って畑の除草作業に精を出します。

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      西瓜もトマトも順調です。


      夏至も過ぎて、最近は7時くらいまで明るいような気がします。
      そろそろ晴れてくれないかな。
      にわか農夫の願い。










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by 2006taicho | 2016-06-25 18:21 | 近況 | Comments(0)

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「憲法改正」の真実 樋口陽一・小林節 集英社新書 2016年






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小林 節 慶応大学名誉教授
この人は先日、参院選に向けて政党を立ち上げました。

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樋口陽一 東大名誉教授 国際憲法学会名誉会長











樋口氏は護憲派、小林氏は改憲派だが、両者とも安倍さんの安保法制には反対の意見。

読んでいて思ったのは、改憲派の人だからと言って、安保法制に賛成ということではないんだということ。
改憲派イコール安倍さんに賛成ではないということ。

小林氏は長いこと、自民党の憲法問題調査会に専門家の立場で出席していた。
その感想として、憲法改正を主張するのは、二世、三世議員が多いことだという。




アメリカ合衆国憲法が世界で最初の憲法だというのは知らなかった。
憲法は、時の権力者がきちんと憲法を守っているか、国民が注視し、監視する法律で、その国民の声を無視した国家は独裁国家と呼ばれる。
麻生財務大臣が
「いつのまにかそういう風になっていた、というやり方、ナチスの手法を学んだらいい」と言い放った。
彼らの本音がもれた瞬間だった。

他国の人を殺戮してもよいという国の決定を許してよいだろうか。
「だって、最初に手をだしたのは向こうだから」
という理由で。

安倍さんは、中国や北朝鮮など他国の脅威から国民を守るため、という。
しかし、戦争放棄、平和憲法を制定したことで、70年以上も戦火にまみれることがない成果を決して口にしない。
第二次大戦以降、世界のリーダーであるアメリカは、紛争や戦争に一度も勝利していない。










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by 2006taicho | 2016-06-24 06:56 | 最近読んだ本 | Comments(0)

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毎日新聞 6/17
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた仮処分決定について大津地裁は17日、関電による執行停止の申し立てを却下した。山本善彦裁判長は「決定を取り消す明らかな事情がない」と述べた。

運転差し止めの仮処分は滋賀県の住民29人が申し立て、大津地裁の山本裁判長が3月9日、訴えを認め全国で初めて稼働中の原発を停止させた。



稼働中の原発を停止させた判決。
大津地裁の山本裁判長の名前は記憶しておきたいなあ。
この人が今後どういう処遇を受けるか注視したい。


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都知事選の日程が告示14日、31日投票に決まった。
危惧していた通り、舛添さんはもう説明する気もないらしい。
都議会議員もこれ以上の追求をする気もないらしい。

都の選管によると選挙に50億円かかるという。
舛添さんはそれをどう考えているのか。(猪瀬さんも同罪だけど)
私的流用のお金は返済する気があるのか。
退職金も2000万円も出るという。
誰のせいで行われるのか。
50億円というこの費用を、損害賠償請求してもいいくらいだ。
辞任したから、社会的制裁をそれなりに受けたからでいいのだろうか。
50億円あれば保育園をいくつ作れるのか。
無責任とはこのことだ。









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by 2006taicho | 2016-06-17 17:40 | News | Comments(0)

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by 2006taicho | 2016-06-17 13:18 | My music | Comments(0)

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「子供を殺してください」という親たち 押川剛/著 
新潮社 2015年出版

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最近メデイアでも取り上げられているので知っている人も多いかと思います。
著者は
精神疾患あるいは精神疾患の疑いのある家庭内暴力 金銭トラブル ストーカー 近隣トラブル 非行 薬物乱用 依存症 認知症に関する問題を解決などをメインに活動している。

一例を挙げれば、
引きこもりで家族に暴力をふるう子供をなんとかしてほしいという依頼がくる。
相談に来る親は、息子の暴力が怖くて、息子のいいなりになっている。
家族はほとんど崩壊状態。
経済面も息子の浪費の尻拭いに追われ、金銭的にも困窮状態。
極限まで追い詰められた親が言う。
「息子を殺してください」


今まで1000人以上の、病んだ人を施設などに収容し、治療にあたっている。

原因は家庭によってみんな違うという。
本人のせいもあるし、病気のせいもあるし、育て方の問題、夫婦に原因がある場合もある。
個々の家庭の実例が、あまりに悲惨で過酷だ。
毎日のように起きているこの種の事件の背景が見えてくる。
殺人や傷害、ストーカーなど、われわれは条件反射的に容疑者を憎む。
しかし、こういう場合もあるんだということを知ることができる。

精神疾患という表現が頻繁に出てくる。
そういう患者に対して、公共施設の現状、人員不足、理解不足、法律の不備など、現状を訴え、「こころ」を病んだ人への対応の遅れを指摘する。


読後、ためいきしか出なかった。











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by 2006taicho | 2016-06-16 06:41 | 最近読んだ本 | Comments(0)

上京

ようやく都知事が辞めましたね。
自民党もさすがにもう無理だと踏んだんでしょう。
桝添さんがここまで対応がへたくそな人だとは思わなかった。
公金の私的流用疑惑がこれで幕引きになり、マスコミは次はだれが都知事候補になるのかに移っていくのだろう。
ほんとは、ここまでこまごまとあらさがしをしたんだったら、疑惑をきちんと追及するべきだと思うけど。
これも国民性なんだろうね。
辞めたらその話題はもう終わり。






昨日まで東京にいました。
一日目は有楽町のガード下、L社のいつものメンバーと。
二日目は定番の深川でIさんと。

昼間は新宿まで行ってTOHOシネマで映画もみました。

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さすが東宝シネマ。
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ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの共演でした。
題材はよかったけど、描き方がちょっと違うだろうという印象。
TV局のスタッフがこれだけ有能ならいいなあと思った。
日本のTV局の人がこれだけ有能かどうか。


Iさんもあと数年で退職するそうだ。
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私の右手がどうなのかということはほっといて。







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by 2006taicho | 2016-06-15 12:14 | 近況 | Comments(0)

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『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎、 2007年6月)
 amazon中古 1円



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田中森一(たなかもりかず)
1943年6月8日貧しい漁師の家に生まれた。
父親は、漁のない昼間は、もっぱら農作業に励んだ。
1963年3月長崎県立猶興館高等学校津吉分校(定時制)卒。
卒業後、和歌山県にある予備校で、「昼間は掃除をして夜間の授業は無料で受けさせてもらう」という条件で、宿舎に住み込み浪人生活を送った。
1964年4月岡山大学法文学部入学。
空手部に入部し、大学の講義にはほとんど出席していない。
在学中に司法試験に一発合格。

この本はほぼ自伝に近い。
弁護士になった人の著作で一番興味深く読めた。
検察官時代の取り調べについては、検察の誘導は当たり前のようにやっていたとあっさり認めていて歯切れがよい。

バブル絶頂期に検事を辞めて、大阪に事務所を開設。
事務所開きを三日間もやり、祝儀だけで6000万も集まり、月収が1000万を超え、税金対策でヘリコプターを7億円で購入など、バブル期のいろんな逸話は本当に面白い。
それなりに名を馳せた元検事が弁護士に転身すると、黙っていても顧客は集まってくるという実態は日本社会がいかに裏があるかを証明している。

都内の超一流ホテルの最上階のスイートルームを一週間も借りきる大物。
作者はその大物の顧問弁護士をした。
その人物のもとへ入れ替わり立ち替わり、出入りする安倍晋太郎などの政治家、高級官僚、企業経営者、芸能人。

安倍総理親子をはじめとする政治家、山口組の宅見組長(後に射殺される)、裏社会の実力者などとの付き合いの実態が実に興味をそそられる。

検察を辞めた理由は、巨悪を摘発しようと内偵などの捜査をしていると、途中で上からの命令で捜査を中止させられることだった。
所詮、自分たちは法務省という組織の一員であり、政権を支えるだけの役割しかないということに思い至ったということ。


作者は2003年、石橋産業事件で逮捕され、懲役3年の実刑が確定。
2014年獄中で病死。
享年71歳。






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by 2006taicho | 2016-06-09 19:25 | 最近読んだ本 | Comments(0)

刑務所の実態 一部分

刑務所内の実態

矯正協会
受刑者が日用品を買うときの刑務所内の店舗を管理 独占状態 
価格は一般より割高になって売られている
協会の会長は元検事総長 理事長や職員もすべて元検察庁出身。

矯正協会の収入 平成20年度
総収入 103億円
作業料収入 67億円 日用品などの購入による利益30億円
その他の収入6億円

受刑者の作業&賃金
平日作業 一日6時間で平均週30時間
賃金は平均月額550円 時給にすると4円から9円(作業による)

世間では平均900円以上だが、世間並の計算で、仮に900円とすると一日5,400円 月20日間労働で月額は106,000円にもなる。
それが月額たったの550円。
これはもう受刑者は奴隷に等しい。

受刑者が作業した賃金をピンハネしてよいのだろうか。
退職金をもらって、年金も十分でる元検察庁の人間が、ここに天下り、自分たちの人件費を受刑者を働かせてピンハネして給料をもらうなどといいうことは許されることなんだろうか。
悪いことをしたんだから当たり前と考えるべきだろうか。
しかし、刑期には基本的に期限がある、つまり罪を償えば、しゃばに出られるということだ。
その刑期を終えて世間で生きてゆくために、どうしてもお金は必要だ。
住む家ひとつとっても、アパートの入居費はかかるし、身の回り品など最低限必要なものは結構ある。
それをこんなピンハネとしか思えないことをやっていいのだろうか。
こんなことをやっていて、再犯率を何とか減らしたいなどと言うのは詭弁である。










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by 2006taicho | 2016-06-06 10:50 | 最近読んだ本 | Comments(0)