人気ブログランキング | 話題のタグを見る

隊長ブログ

知っておきたいこと

高速ジェット船 25年ぶり建造

5/18 日刊工業新聞
高速ジェット船 25年ぶり建造

高速ジェット船 25年ぶり建造_d0098363_2055713.jpg

川崎重工業は東海汽船から、高速ジェット船(ジェットフォイル)1隻を受注する。
受注額は50億円程度

6月にも正式契約する見通し。
川重は1987年に米ボーイングから同船の販売・製造権を取得して以来、15隻の建造実績を持つ。
今回、25年ぶりのジェットフォイル建造となり、神戸工場(神戸市中央区)で製造するもよう。
2020年の引き渡しを計画する。
高出力のガスタービンエンジンを主機関とする。
同エンジンが減速歯車装置を介してウォータージェット推進機を駆動、ジェット水流を噴射して時速約80キロメートルで航行できる。

現行船はボーイングが建造したが、その後ジェットフォイル事業から撤退。
世界で建造できるのは川重のみとなった。
20年以上発注が途絶え、事業継続について懸案もあった。
国内では現在、21隻のジェットフォイルが運航しており、川重は一定の代替需要が見込めると判断した。

川重は20年度までに、国内の造船事業の規模を約3割縮小する構造改革に乗り出した。
国内の商船建造は坂出工場(香川県坂出市)に集約。
神戸工場はジェットフォイルや液化水素運搬船といった特殊船に絞り、防衛省向け潜水艦建造に軸足を移す。




新規に造ることを中止していたらしいけど、まあよかった。
50億円ってちょっと高すぎじゃないの?と思ってしまう。
現在、21隻が日本の離島の住民の足となっている。
川崎重工業だけが今後は頼みの綱ということになった。

日本は
有人島数を418島(※内水面離島である沖島〈滋賀県〉を含む)、無人島を6,430島をとしている。
国際規定では、オーストラリアより小さい陸地はすべて島に分類される。
つまり我が日本の大地は本州を含め、すべて離島である。

日本は世界有数の海洋国家。
高速ジェット船 25年ぶり建造_d0098363_20344769.png

日本は排他的経済水域の面積では6位。
体積では世界4位。
これは日本が大深度水域を広く保有していることを示している。


人の住む離島の役割は、日本の排他的経済水域区分に大きく貢献している。

川崎重工よ、潜水艦なんか要らんから、もっと離島住民の生活に貢献する船を造ってくれ。







by 2006taicho | 2017-05-23 20:26 | 知っておきたいこと | Comments(0)

おかしいことはおかしいと言う


by rei7955