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隊長ブログ

近況

国際災害ODA

福島原発は屋根から大量に水をかけたら、今度はその水が汚染水として海に漏れ出した。
上から大量の水をぶっかけたんだから、浸み出すことは想定できただろうに。
そこで仕方なく汚染水を海に放出している。
周辺の魚を食べても大丈夫だというレベルの放射能だと説明している。
これで野菜についで魚介類の風評被害が加速する。

燃料棒というのはいつまで冷やし続けなければならないのか、
誰も教えてくれない。
使用済み燃料棒はすぐそばにあるのだから分かりそうなものなのに。
東電も枝野官房長官も明言しない。

それと災害見舞金を一刻もはやく支給すべきだと思う。
最近のニュースでは5万円だとかケチなことを言っているけど、そんな金額では
どうにもならないと思う。足となるクルマも買えない。
予算がどうだとかで出した金額だろうけど、そんな金額でなにをどうしろと言うんだろう。
ここは世帯あたり一律50万円くらい出すべきだと思う。
それで被災者は少しはホッとすると思う。(もちろん足りないけど)

予算は国際災害ODAみたいなものを創出して国連を通して世界各国にお願いすればいい。
今まで日本が支出したODAはアメリカに次ぐ2位なんだから、こういう非常時にこそ
世界各国にお願いするべきだし、その資格が日本にはあると思う。
日本国内の予算なんかでやろうとするからケチな話しになる。



毎日毎日、計画停電があるのかないのか、交通機関はどうだとか、
首都圏に住んでいる人たちはうんざりしていると思う。

だから政府はこの際、原発の問題が終息に向かうまで当面の間、
山手線だけは通常運行させて、他の私鉄各線は、地下鉄、新幹線は
朝と夕方のラッシュ時を除いて5割運転にしますって発表すればいいじゃないの?
と思ってしまう。
毎朝毎朝、今日はどうなんだろうか?ってTVをつけて確認しなきゃならないなんて、
それこそ節電になっていない。

きっこのブログでは各家庭のアンペア契約を落とすことを提案している。
そんなワケで、東京電力が行なうべき具体的な対策としては、現在の10Aから20Aまでの契約者はそのままに据え置きにして、30Aと40Aの契約者を20Aに引き下げ、50Aと60Aの契約者を30Aに引き下げる。

これで様子を見て、これでも電力不足が起こるようなら、据え置きにした20Aの契約者を15Aに引き下げた上で、30Aから20Aに引き下げた契約者も15Aに、50Aから30Aに引き下げた契約者を20Aにする。

あたしは、これくらいの荒療治をしても、いったい、いつ電力が復帰するのか分からない状況で、今みたいな場当たり的な対策を延々と続けてって混乱を拡大するよりは、よっぽどマシだと思う。

それに、今回の原発事故が収束したとしても、福島第一原発は廃炉が決まってるし、他の原発だって見直しのムードが高まってるんだから、これからは、国民1人1人が「いかに少ない電力で生活してくか」ってことを真剣に考えなきゃいけないことになる。

だから、そのためにも、今から少ない電力で生活することを身につけとくべきだと思う今日この頃なのだ。



首都圏の地震だったら一体どなっていたかと思うとめまいがする。
ビルが立ち並び、そのビルが倒壊し人々の上に降りかかり、大火災に襲われたら。
個人の権利主張が強く、互助の意識が希薄で、地域の関係が疎遠な首都圏だったら・・・・
(都内のコンビニでミネラルウオーターがあっという間になくなったことだけでも、それがわかる)

政府は、我慢強い東北の被災者に助けられている気さえする。
by 2006taicho | 2011-04-05 02:00 | 近況 | Comments(0)

おかしいことはおかしいと言う


by rei7955